会話82.過去の夢
「んー……んんー……ふわあぁ……」
「どしたアスカ、眠いのか?」
「お腹いっぱいだと眠くなるねぇ……まだまだ遊びたいのにー」
「どっちにしろ食った後すぐ動くのは良く無いからな、仮眠すれば?」
「んー……じゃあ30分だけ寝るぅ……」
「おう、んじゃ起こしてやるから……」
「おやすみー」
「っておい、人の膝を枕に」
「スー……スー……」
「もう寝やがった……早えなおい」
「オーちゃん……ウフフ……くすぐったいよぉ……もぉ……」
「なんの夢見てるんだか。寝顔だけは下ネタと無縁だなほんと」
「もー……そんなに私のオッパイ好きなのぉ? 逃げないからゆっくりね……」
「前言撤回! マジでなんの夢見てんだこいつ?!」
「あはは、うふっ……くすぐったぁい……」
「アスカの胸触ったことなんて一度も……。って……あったわそういえば……ガキの頃に。なんでだっけ?」
『オーちゃん! 私のオッパイを揉んで!』
「そうだ、いきなり遊びに来たと思ったらこんなこと言ってきたんだよな……驚いたよ」
『オッパイおっきくなりたいなら、胸を揉んでもらえってお姉ちゃんの漫画に描いてたの!』
「教育に悪すぎだろあの人……。妹になに読ませてるんだ。いや、アスカが勝手に読んだのか?」
『それでね! 好きな人に揉んでもらうと効果倍増なんだって! だからオーちゃんお願い!』
「あっ……」
『オーちゃんだって胸おっきい人好きなんでしょ!? だから私もオッパイおっきくしたいの!』
「うっわー……思い出しちまったよ。それで色々と圧に負けてやっちまったんだよなぁ」
「ウフフ……これで完璧ぃ……」
「アスカのやつ、これガキの頃の夢見てやがんな……」
「オーちゃん、ありがとう……。これで私も……巨乳だぁ……」
「あの頃は色気もなんもねぇマッサージのノリだったけど、ほんとにデカくなってまぁ」
「うふふ……オーちゃん……大好きぃ」
「幸せそうに寝やがって。今は俺のことどう思ってるのかね、アスカは?」
面白い、続きが気になると思われたらブクマや評価、レビュー等していただけますとやる気に繋がります。評価は1~5のどれをいただいても基本的に喜びます。
感想もお気軽にいただけますと喜びます。こんな会話が見たいなども歓迎です。
全てが執筆の励みとなります。