会話80.お昼ご飯
「いやー、買ったなぁ。これがやりたかったのか」
「そう、これがやりたかったのよ!」
「カップ麺に始まりフランクにアメリカンドッグにたこ焼き、さらにはピザに唐揚げとドーナツ……」
「溶けちゃうからアイスは後で買う!!」
「テーブルの上がなんかこう、お祭りだな」
「お祭りなのよ! そしてこれだけ買ってもリーズナブルなお値段なのが嬉しい!」
「ちょっとお洒落なレストラン的な所もあったのに、ほんとに良いのか?」
「水着で入れるところ? なんかオシャレすぎて肩こりそうだったんだよね」
「まぁ、こっちの方が気楽だよな。ワクワク感も凄いし」
「あと、水着のセクシーお姉さんが結構いたから。またオウカが立てなくなったら困るし」
「ナ……ナンノコトカナ?」
「ある意味で立ってたんだろうけどさぁ」
「やめんか」
「まぁ、とりあえずカップ麺食べよう! やっぱり私はスタンダードな味で決まり!」
「俺はシーフードだな。なんか落ち着く味だ」
「オウカー、ふーふーして」
「それは自分でやりなさい。あー……カップ麺が妙に美味いなぁ」
「美味しいねぇ。あ、たこ焼きも食べよう。オウカ、あーんしてー」
「おう、助かるー。両手塞がって……ってあっつい!!」
「あ、ごめん、冷ますね。ふー……ふー……」
「舌ヤケドするかと思った……」
「はい、今度はダイジョブかな? 後これ、私飲んでる途中だけどコーラだよ。冷やして冷やして」
「サンキュ。あー、たこ焼きにコーラの組み合わせは良いなぁ……」
「しかし、けっこう買ったなぁ。食べきれるか?」
「まぁ、食べきろう。残すのはもったいない。二人の共同作業だ!! さぁオウカ、私にそのおっきなフランクを食べさせて♡」
「……なんでそれチョイスした?」
「もう、オウカ何を変な想像してるの? エッチ……ってまって、ちょっと待って、無言で無理矢理口に入れようとしないで、怖いから、なんか怖いから」
「ほーらアスカー、美味しいフランクフルトだぞー」
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