表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

見えない侵略者

作者: けにゃタン

毎晩、毎晩、夜中になると電話がかかってくる。

その電話にでても相手の声が聞こえないし、オマケにコッチが電話を切るまで、相手は電話を切らないでいた。

それから毎晩のように電話が鳴り響くが、迷惑電話だから放置でいいと、自己解釈して放置を繰り返していた。

その電話との付き添いから一週間がたった。


今日は、体調不良で会社を早退した。

足早に家に帰ると、玄関の前で立ち止まった。

理由は、家の中から騒音がする。


誰もいないはずなのに....。


戸締りも完璧だし、誰も入る余地がないのに....。


恐る恐る家の中に入った。


あたり一面調べても誰もいないし、入った痕跡もない。

とうとう、家に帰るのも怖くなったが、帰らない訳にもいかない。

不安を取り除くために、警察や探偵とかに依頼して調査してもらった。


結果は、異常なし。


警察とかからは、

「不安なら2段階認証で不正侵入を防止してみたら」

と言われた。


その話を聞くと、直ぐに徹底的に家を調査をしてもらい、2段階認証を使い部屋のドア全てを実施した。


外にはカメラを使い、常に監視を強化した。


しかし、それをやっても誰かが入ってるような気がして仕方ない。


周りからは気のせいだと言われてるほど、不安は取り除かれていないのだろう。


その事で頭がいっぱいになった時、部屋に入るときのパスワードをすっぽり忘れてしまった。


玄関でパスワードを打っても失敗する。


パスワードを変更するために、メールアドレスでと合わせをした。

2段階認証を実施してるため、メールアドレスを打って暗証番号を受け取らないといけなかった。

すぐにメールアドレスを打って暗証番号を受け取ろうとしたが、メールがこない。


なので連続でメールアドレスを入力してしまった。

迷惑メールフォルダに入ってる事に気がつかず。


案の定、不正防止のため、メールアドレスが管理会社からブラックリストに入ってしまった。


家に入れなくなった私は、管理会社に電話したが、

「本人確認が取れない為、受理できません」

といわれた。


家に入る事もできない不安で、心が押しつぶされそうになったとき、私の部屋から電話と誰かが歩いてる様な音がした。


しかし、私は気のせいかもしれない、と言い聞かせる事にした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 童話? ホラーのような気がする。 真面目に考察するなら、ネズミが犯人かなぁ?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ