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波の詩

愛して愛して——愛を求める

作者: たまの発散
掲載日:2020/05/23


あぁ、愛しています。

全てを愛しています。

人も動物も死したものさえも。


片時も忘れずに愛し続けているというのに、どうして私は愛されないのでしょう。


あなたの悪癖には目を瞑りましょう。

あなたの善行には喝采しましょう。


あなたが好きだから。

あなたを愛しているから。


全ての人、全ての生命を愛してあげているというのに、どうしてそこまで私から離れようとするのでしょうか。


傲慢です。無情です。悪性です。


私は認めるというのに、あなたがどれだけ堕ちようとも愛に楽にと溶かすというのに。


愛したい。愛されたい。

まだ会ったこともないあなたを愛しているというのに。


どうして私には。


どうして、どうして!


友愛もなく、情愛もなく、恋愛もなく、寵愛もなく。


博愛は悪です。


私だけを見て。

私だけを愛して。

暴虐でいて、憎悪すら抱いて。


細波一つ立てない愛欲の海。


そうありたい。

あなたを水底まで引き摺り込みたい。

暗くて寒い孤独の底に、わたしの苦痛を理解して。

貴方は無力に愛に溺れて、踠きながら沈んで行くしかない。

そして貴方は内側から蝕ばまれて、甘露の苦痛に酩酊し理性を手放す。


あなたが欲するというなら、私の性も命も尊厳も玩具のように扱ってください。


抑圧なんて要りませぬ。

理性なんて要りませぬ。


ただひたすらに本能と欲望のままに快楽に毒されて、私の愛に殺されて。


愛したい。

愛したい!


どこまでもどこまでもどこまでも!


愛して!愛されて!

私の殺意のような愛を一身に受けて、悔恨と絶望の渦の中で死んで!死んで!愛して!


殺されて!愛されて!愛して!殺して!死なせて!生かして!行かないで!慰めて!許して!愛して!







わたしはただ………XXしかった。


そばにいてほしかった。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 今、読み返しました。  確かに、昨日貴方に孤独を癒されました。貴方の存在を感じて、寂しさは何処かに霧散したのかもしれない。  貴方は、愛したのでしょう。貴方自身で。それは、物足りなく、…
[良い点] 興奮しました。  性的に、興奮しました。熱い、どろどろとヌルヌルしたものを感じました。足先が冷えるのは、貴方のせい?私がこんな物を書いて送ろうとしてるから?  やっぱり、最後の叫びと終わ…
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