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東方始異禄  作者: 趙餡
15/16

決着!春ですよー!

団子を食べ終わり、いそいそと元の場所まで戻るメンバー達

結局あの後一番団子を食べたのは霊夢であった


拓哉「あのー…………どこまで行くんですか?」


幽々子「あら?私を倒すんでしょ?なら、広い場所の方がいいじゃない

そうでしょう?」


拓哉「いや、まぁそうですけど……………」


そして今は、戦う場所に移動している最中である

因みに霊夢は歩きながら茶を飲んでいて、咲夜はナイフの手入れ

魔理沙に至っては此処にはおらず、白玉楼で物色している最中である

そして一行(魔理沙除く)が着いた場所は一本の枯れた桜の木………………西行妖であった

周りの桜は満開の花を咲かせ、その花びらを散らせている中で、西行妖だけが枯れており、何も散らせてないその姿は何か異様な物を醸し出していた

そしてその場には拓哉の姉、軌道真矢であった


真矢「あ〜、たっく〜ん

凄い綺麗ですよ~」


西行妖が綺麗に見えるのは恐らくお前だけであろうて

しかし、西行妖にはなるべく近づかない方がいい筈なのだが……………………何故真矢は無事に見れているのであろうか?


幽々子「物事には適切な距離っていうのがあるのよ~」


あ、はい

何となく解りました

要するに、西行妖の力が及ばないギリギリの距離で真矢は見ているわけですね


幽々子「そういう事よ~」


拓哉「……………誰と喋ってるんですか?」


幽々子「貴方は知らなくていい事よ〜」


拓哉「そ、そうですか…………」


霊夢「―――さて、それじゃもういいかしら?」


咲夜「そろそろ戦わないと先延ばしに思うでしょうし」


拓哉「誰がですか?」


咲·霊「「読者が…………だからハモるなって何回言えばいいのかしらってハモるな!」」


拓哉「………………?」


あんまりメタイ話するのはちょっとやめてくれませんかね

そこの仲良し2人組さn(ピチューン






パチュリー「妹様…………本を握りつぶさないで……………!」


フラン「ご、ごめんなさい!わざとじゃないの!」


パチュリー「わざとだったらもっとタチが悪いわ……………!」






拓哉「………!」


幽々子「あらあら、もう臨戦態勢ね〜

もう少し落ち着いたらどうかしら?」


拓哉「少なくとも、育ってた食材の分は謝罪してくれないと困るんだけどな」


咲夜「こっちはお嬢様が寒がられた分、体を切り刻んでやるわ」


霊夢「異変の首謀者に慈悲は与えないわ

徹底的にボコボコにしてあげる」


拓哉(どうしよう……………ほっといたらこの場で殺人が起きそうだ

あの人幽霊みたいだけど)


何も上手い事いえてないけどな

とまぁ西行妖の近くで三対一のバトルが始まったのであった―――






魔理沙「…………おっ、何か美味そうな饅頭が………って、これで饅頭何袋目だよ…………さっきからこればっかじゃねーか」


とりあえず、魔理沙よ

物色すんのやめようか






拓哉「ふっ!」


拓哉が地面の小石を手に取り、能力で電気を付加させて投げる

弾幕の代わりである


幽々子「危ないわ~」


しかし、幽々子はそれを軽々と飛んで躱す

危ないと言っておきながら笑顔で対応すんのはそこまで危機ではないのだろうか?


霊夢「…………っ!」


その躱した所に霊夢が現れて背後から弾幕を放つ

その一撃はクリティカルヒットしたのか幽々子は地面に落とされる

そして地面に直撃する直前に咲夜が時を止めてナイフを配置する

そして静かにその場所から離れて時を再び動かす

すると、幽々子が落ちた所に、ナイフが飛んでいく

正にこれが抜群のコンビネーションと言えるのではないだろうか

しかし、そんなコンビネーションも―――


幽々子「今のは結構痛かったわ~」


幽々子には効いてないみたいだ

と、思うであろうが―――


拓哉「ナイフ全部刺さってるじゃないですか…………滅茶苦茶効いてるじゃありませんか」


頭とか体の至る所にナイフが刺さっていたのである

そのせいでまるで漫画の様な血の出方をしていたのである

それはもう大量にドバーっと


幽々子「えぇ…………ちょっと頭がふらついてきたわ………あっ、もうダメ…………」


その台詞を最後に幽々子は倒れてしまった

常に異変の最後の幕切れは呆気ないものなのである

っていうかただの大量出血なんだけどね





幽々子「ありがとう~助かったわ~」


拓哉「ただの応急処置ですから無理しないように」


幽々子「それにしても貴方…………随分と面白い能力を持っているのね~」


頭が包帯でぐるぐる巻きになりながら幽々子は興味深そうに見ていた

それに対し拓哉は顔を近づけた幽々子に少し赤面していた

羨ましい!羨ましいぞ!ちょっとそこを変わr(メキョリ






パチュリー「妹様…………!うっ………………げほっげほっ……………バタン」


フラン「ぱ、パチュリィィィィィィィィィ!」






拓哉「あ、あの!近い!近いです!」


幽々子「あら?何が近いのかしら?

ちゃんと言わないと解らないわ~」


笑顔でそんな事を言ってもあまり意味がない事に気づいてないのかは解らないが

恐らくはわざと近づけているのだろう


拓哉「か、顔が近いです!ほら!ちゃんと言いましたから離れてください!」


幽々子「や~」


拓哉「『や~』じゃ無いですよ!」


頭を拓哉の顔にすりすりさせながら拓哉に抱きつく幽々子


拓哉(はっ!?殺気!?)






妖夢「あんなに幽々子様にくっついて……………妬ましや……………妬ましや…………!」ハギシリィ






殺気の正体は幽々子様大好き魂魄妖夢でしたーʷʷʷʷʷʷʷʷʷ


幽々子「ちゅー♡」


拓哉「ちょ!それは流石に―――」


妖夢「天誅ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」


拓哉「あぶねぇぇぇぇぇ!!!!!!!」


ふすまを勢いよく開け、白楼剣を振り回しながら拓哉に斬りかかる妖夢

しかし、拓哉はそれをすんでのところで躱す


妖夢「ちぃっ!勘の良い餓鬼はこれだから嫌いなんだ!」


その台詞は言っちゃあいけない


妖夢「私(と幽々子様)の仲に土足で踏み入るなぁ!」


それも駄目だから


妖夢「殺す!殺す!!今殺す!!!瞬☆殺ダァ!」


その顔はまるで遊○王伝統の顔芸の様な顔で刀振り回す決闘者のようだったと言う





拓哉「………あぁ、酷い目にあった……………」


あの後四六時中追い回されて(まだ10分も経ってないが)

拓哉の体力は消耗しきっていた

そしてふと気づいた

『霊夢達はどこに行ったのかと』

さっさと帰ってレミリアに紅茶を入れそうな咲夜や、盗れるだけ饅頭を盗って逃げて行きそうな魔理沙などは兎も角、異変解決者の霊夢が幽々子の近くにいないのはおかしいのである

という訳で探すわけにした

決して尺余ったからやるわけではない


拓哉「………ん?こっちから話し声が聞こえたような―――」





霊夢「ほら、さっさと認めなさい

『私が悪かったです』って」


?「み、認めないわ!

っていうか時を止めて殴り続けるって何!?DI○!?」


それ隠れてないっす


霊夢「それは誰か知らないけれど、いきなり現れてただで済むと思っているのかしら?妖怪の賢者、八雲紫さん?」


紫「な、何よ!?まだ何もしてないじゃない!」


霊夢「雑草は根っこから抜かないとね」


紫「私雑草扱い!?」霊夢「違うわ、雑草の根っこ扱いよ」


紫「余計に酷かった!聞かなきゃ良かったわ!っていうかお札張り付けないで!力抜ける!」


咲夜「さて、お嬢様に頼んで能力と妖怪としての力を振るえなくなる運命にしてもらおうかしら」


霊夢「それいいわね

その後は裏ルートで売りさばいてあげましょうか」


紫「ちょ!売らないで!お願い!」


霊夢「………そうね」


紫「で、でしょ!」


霊夢「水商売した方が稼げるわね」


紫「聞かなきゃ良かったわ!余計に酷くなってるし!」


霊夢「大丈夫よ、強烈な薬使って二度と普通の生活が送れない体にしてやるわ」


紫「全然大丈夫じゃないわよ、それ、ってどこに連れていくのよ!?」


魔理沙「とりあえず帰るに決まってるだろ

話はそれからだ」


紫「ちょ!止めて!本当にちょ!あ、あぁぁぁぁ―――」






拓哉「…………さて、俺も姉さん連れて帰ろうかな」


妖怪の賢者が霊夢達と一緒に帰ったのでとりあえず真矢と一緒に帰った拓哉であった

めでたしめでたし

短すぎですみません

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