竜神の住み処
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を。
竜神を奉る姫君。
艶のある灰色の髪は櫛を通す必要が無いほど美しい。
その髪を抑える冠の頂点に掲げられた赤い宝玉もそうだが、何よりも姫君の真紅の瞳は宝玉と同じ性質なのかと錯覚してしまう程深い輝きを放っていた。
姫君の衣装は若々しさを存分に出す趣向の様だ。
必要最低限の場所しか隠していない、水着を思わせる装いの姫君。
傷一つない張りのある白肌は若々しく、顔も一流の彫刻家が彫ったかのように完璧な美である。
まあ、露出度の高い衣装だと普通神秘性が損なわれてしまうのだが、姫君から発せられるオーラはこの程度の装いなど呑み込んでしまうほど大きい。
悠久の時を過ごしたことによる神々しさ。
そして、若さによる未来性。
それら矛盾した2つを併せ持った姫君と並ぶ存在などこの世に二つとないだろう。
そして、そんな姫君の立ち姿に華を添えているのが白銀の竜。
中華風の姿に赤い瞳を持つ竜からは畏怖と恐怖がこれでもかというほど発せられている。
この竜が姫君の脇に存在しているからこそ、姫君を更なる高みへ昇華させていた。
さて、この竜の姫君。
突然現れた私に対してどのような感情を抱いているのだろうか。
右を向いていた姫君は軽く首をこちらに向けるだけ。
半眼で、無表情に近い様子の姫君から私は何も読み取ることが出来なかった。
久しぶりに表現するのが難しいイラストを出会いました。
所要時間 20分
引用URL
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35628765
題名:絵師
水晶龍の巫女 萩原




