後輩
昨日は調子が悪かったので更新できませんでした。
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を。
「きゃっ!?」
私が立ち止まると同時に可愛げな声が、後方から聞こえてくる。
桜が咲く並木道。
宙を舞う花びらが模様を成し、地面を桜色に染めた時の出来事である。
ああ、済まない。
後ろを振り返りながら私はそう非を詫びようとして――口が止まった。
可愛い少女だ。
それが尻もちを付いていた少女に対する第一印象である。
私の通う学園の制服、それもまだ光沢を放っている事柄から少女は新入生だと予想できる。
事実、顔もまだあどけなく、特にその大きな瞳の奥から発せられる色がまだ中学生から抜け切れていない。
肩にかかる程度の黒髪を小さな白いリボンで纏め、口を小さく開けた少女。
紺色のセーラー服にチェック柄のミニスカート、胸の上にある赤いリボンに目が行く。
……まあ、無礼を承知で言えば、黒のニーソックスとミニスカートの間の白く輝く太ももの方が男性ホルモンを刺激してしまうのだが。
「あの、どうしましたか?」
思考の海に長く入り過ぎていたのだろう。
キョトンとした表情で少女がそう尋ねてくる。
失敬失敬。
申し訳ない。
目の前の少女が余りに華麗だからと言って黙って観賞するのは褒められないだろう。
私は顔に微かな罪悪感を込め、起き上がるための手を差し出した。
所要時間 14分
引用URL
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35218946
題名:絵師
黒髪JCはお好き? あづみ一樹




