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何の用かしら?
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を
ソファに腰かけた1人の淑女。
無地の壁に単色のソファーといったインテリアから、淑女は無駄が嫌いなことが推測できる。
事実、淑女の服装もシンプル。
その真っ赤に彩る瞳、そして髪と同色のコートに身を包み、ダークブラウンのブーツそして網タイツ、黒のミニスカートと、赤と黒しかない。
いや、露出している手や顔の部分の色は白だから3色と表現するべきだろうか。
淑女の色である赤を引き締めるために所々に黒を挿入。
関節部分に黒の線。
胸の部分に黒いリボン。
そしてその美しい、串等必要ないぐらい整った赤髪に黒い髪留め。
絶妙な配置ゆえに、見る者は淑女を油断ないキレ者と表現するだろう。
その淑女が両足をソファの上に乗せている。
右肘をソファにめり込ますことによって体を支え、探るようにこちらを値踏みする淑女。
淑女は私のことをどう見ているのだろうか。
微かに横へ広げたその唇から漏れるであろう言葉を待ち私は佇んでいた。
所要時間15分
引用URL
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35075223
題名:絵師
名前決めました kauto




