屋敷の一風景
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を。
とある赤い屋敷。
そこは早くに主をなくし、代わりに10に満たない主とその妹が住んでいるそうだ。
判断も何も出来ない幼い主なので、保護者としてメイドと門番が一切を管理しているという。
半信半疑だったが、私は目の前の光景を見て納得する。
未の刻。
うららかな光と暖かい風が周辺を満たす今日この頃。
大木を背もたれにし、片手に本を持っている、幼い主に膝を貸している従者の姿があった。
アイスブルーの瞳を持つ従者は優しげな微笑を浮かべ、己の膝で目を閉じている主の頭を撫でている。
銀色の髪をカチューシャと3つ編みで綺麗に纏め、青と白を基調とした清潔感が溢れるメイド服。
この従者は年若いながらも相当なベテランと思われる。
眠っている主も、その服も品格が溢れ出ていた。
従者と同じ青い髪を持つ主は、従者の膝でどのような夢を見ているのだろう。
くせっ毛のある短い髪を寝間着の様な帽子で止め、白くゆったりとしたドレスに身を包む主。
うつ伏せの主は、その左手を顔の周辺に置いていた。
安らかな、安心しきった寝顔の主の様子から少なくとも悪夢を見ていまい。
本日は快晴。
従者と主の遠くには、門番が主の妹と戯れていた。
所要時間16分。
引用URL
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2966379?track=ranking
題名:絵師
咲夜さんの膝枕 白凛




