68/245
ふわふわ少女
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を。
一点を特化させれば何であろうと華になる。
その言葉を思い起こすには十分である光景が目の前にあった。
薄い紫を基調にした少女。
服はおろかその髪、その瞳さえ薄紫色、おまけに後方に舞う蝶も同じ。
天女の羽衣とチョッキだけが唯一の白だった。
ふわふわと空を漂う少女。
トロンとした瞳を持つ少女は、自分の髪を頭頂部でリボン状に纏めている。
少女の髪は肩までしかないことから、この髪形は狙ったものだろうと推測する。
もちろん、似合っていることを追記しよう。
夏に着るような、全体的に短い造りのワンピースは瞳の色と同じくゆったりとしており、裾から覗くフリルがそれをさらに強調している。
素足の飾り付けのためか紫色のハイヒールと、ふくらはぎに紐でお札を巻きつけてある。
十分美しいのだから、そのような小物など必要ないと考える私はおかしいのであろうか。
そのような私の邪念など知ったこっちゃないと言わんばかりに少女は宙に滞在する。
胎児の様に腕と足を曲げ、軽く体を丸めた状態で。
引用URL
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=34516647
題名:絵師
清楚な方 みぃこ




