正と負
3日ぶりの更新です。
……ようやく自分に勝てました。
嫉妬と尊敬。
絶望と希望。
卑屈と素直。
それらの感情は相反するように思えるが実は限りなく近い。
そう、何かを愛しているから起こってしまうのである。
しかし、本当に心の持ちよう一つでここまで変わり果ててしまうものだろうか。
鏡映しの様に同じ姿形の少女が相対しているが、とても同一とは思えない。
金色のショートカットに尖った耳、新緑の瞳とお伽噺に登場するエルフを想像させるその顔。
だが、悲しいことに少女が着ている服がその美しさを半減させている。
包帯の様なマフラーを首に巻き、こげ茶色のじんべえをを身に着けている。
黒いスカートの上に蜀青色の腰巻など、どう見ても容姿と合っていない。
綺麗なんだからもっとお洒落したら?
真心からそう忠告しても恐らく聞いてくれないだろう。
何故なら、自分はとんでもなく醜いと誤解しているのだから。
閑話休題。
話を戻そう。
同じ姿形をした2人の少女が相対している。
けれど、与える印象は天と地ほども違う。
一方は妬み、嫉妬、憤怒、絶望、嘆き等負の感情に身を任せていた少女。
全体的に暗く、瞳の光はない。表情が沈んでいることもあり、何となく近寄りたくない。
その地味な服装がお似合いだと感じる。
もう一方の少女は違う。
羨望、尊敬、慈愛、希望、称賛等正の感情に身を任せていた少女。
光が充ち溢れ、瞳も綺麗だ。表情も光り輝いている様に見え、後はその不相応な服を変えれば美しい少女が誕生するのにと勿体無く思える。
出来れば素直に生きたい。
二人の少女の姿を見た私はそう考えてしまった。
それがどんなに難しい所業なのか痛感しているのに。
引用URL
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1454585
題名:絵師
ほんとのわたし スナ




