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縁日
作者は迷走中です。
寛大な心でお見守り下さい。
本日は縁日である。
屋台を開いている烏天狗。
猫又少女を愛しい眼で見守る九尾。
射的屋で景品を撃ち落とそうと本気気味な守屋の巫女。
その隣の金魚掬い屋では祟り神が水槽の前で座り。
生きている帽子から飛び出す舌で金魚を掬おうとしているのを軍神が諌めている。
そして誰にも注目を浴びないであろう場所でスキマ妖怪が口元に微笑みを浮かべていた。
良い景色だなと思う。
神、妖怪、そして人と全員が種族も寿命も違うのに全員が笑顔を浮かべている。
何故笑うのだろうか。
それは楽しいからだと私は推測する。
祭りは楽しい。
その価値観は全員が共通のためここにいる笑う。
もしかするとそこに平和の秘密があるのかもしれない。
些細な違いで殺し合う人が手を取り合って暮らすためには、縁日の様な共通の事柄を開催すれば今の世界を幻想の世界へと近づけられると私は考えた。
引用URL
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2834328
題名:絵師
縁日 トイト




