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森の住人
今日は調子が悪いようです。
人が踏みいれられない秘境の奥にある妖精が住んでいるという。
その妖精は新緑色の髪を花束で作ったリングで留め、瞳には安らぎに満ちた光を湛え、そして彫刻の様に整った顔立ちをしていた。
肢体を隠すローブ・コルテは青空一色で、後は腰に白い帯を巻いただけというシンプルな装いだが、元の素材が一流なのでむしろ単純な方が映える。
妖精は樹齢千年の木の枝に腰かけて素足を重力に任せ、己の差し出した手に止まった鳩を慈愛に満ちた微笑みを向けている。
木々の間から零れ落ちる陽の光によってその妖精の神々しさがさらに増し、一枚の名作が姿を現した。
引用URL
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2779880
題名:絵師
紅魔郷二面中ボス ビチクソ




