東雲侑子は全ての小説を愛しはじめる
森橋ビンゴ著
Nardack 絵
お盆ですね!みなさん、いかがお過ごしですか?私は明日、念願のPSPを買ってもらいます。やたー!
さてさて、今回はこの間紹介した「東雲侑子は恋愛小説を愛し始める」の続編で最終巻です。
この「東雲侑子」シリーズは、まあ、恋愛小説なのですが、すごく私好みでした。
ぶっちゃけますが、私はエログロが大の苦手です。ああ、知ってましたかそうですか
なので、恋愛小説といってもエログロがでてくる(エロコメとか、人を殺す感じのヤンデレとか)のは苦手なのです
なので、いつも恋愛小説を手に取るときは祈りながら買うわけですよ。
この本は、ネットの知り合いの方が大丈夫だと言って下さったので買い始めたものなのですが、この三巻、ついに、
主人公が!
ちょっと暴走なされました。私涙目でした。でも、キスだけで終わりました。よかったです。キスくらいの表現なら耐性がつきました。
ネタバレを含むので未読の方は読み飛ばしてください
エイタは、翻訳家になるために海外にいくことになって、で、そんなこと(察してください)をしてしまったら侑子から離れられなくなるから自重したそうです。
はいはーいかえってきてくださいネタバレ終了
まあ、ともかく私の中でのカテゴリ「エログロ」には含まれなかったわけです
なので、私好みでした。説明が時間かかってスイマセン
というわけで、この小説どこがよかったか説明します
まず、侑子の成長が如実に描かれていたことです。共感できる部分もあって、さらさらと読めました。
そして、一巻から既に付き合っていてシアワセな感じの主人公たちが、ただイチャラブしてるわけじゃなかったことです。もちろん邪魔が入りましたし、最後も完全な「ハッピーエンド」ではなかったことで、現実感を味わえました。ちなみに私の考える完全ハッピーエンドとは結婚OR交際です。この話の場合は結婚です。
そしてそして、何よりよかったのは、
王道感!!!
新しい言葉を作ってしまいました。要は、王道だったことです。王道は、愛されているから王道なのですよ。私は王道恋愛小説が大好きです。
・・・と、こんな風に喋ったわけですが、
今までより感想っぽくないですか!?
いえぇーい!
ただの駄弁り回だったこのコーナーが少しでもマトモなものに変わったのは感想をくださったおかげです。本当に感謝しています。
次回もがんばって書きますので見捨てないでください。