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少年シュペアの冒険譚 〜無自覚に最高峰を目指す〜  作者: 武天 しあん
トルーキエからラジリエンへ

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84. ステルス作戦2/2


街道から外れて木陰に座ってサンドイッチを食べる。

索敵も結界も解除して、魔力循環をしながら食べた。ちゃんと索敵は解除する前に10キロまで範囲を広げて街道の人以外は何もいないことを確認したから大丈夫。


ふぅ。氷を浮かべた水もたくさん飲んで、しばらく寛いだ。



「街道は日差しが暑いけど、木陰は涼しいなー。」

「うん。お昼寝したいくらいだね。」

「のんびりと昼寝か。贅沢だな。」


「最近、休みとってなかったなー。」

「確かに。針で攻撃された時から、お休み取ってなかったね。」

「次の街ペッケーノで休みをとるか。」


「そうするかー。」

「うん。」



明日お休みなら頑張れる。

僕たちは、また走り出した。


「あ、ウルフが来るよ。2匹。」

「分かった。」


「あれ?来ないかも。途中までこっちに走ってきてたけど、森に引き返して行っちゃった。」

「そうか。認識阻害の効果かもな。」

「そうだな。余計な体力使わなくていいのは助かるな。」



その後は何もなく、次の街ペッケーノまでたどり着いた。


「結構大きな街だね。」

「あぁ、先に宿を探そう。」


宿を見つけると、棒と武器を置いて、ペッケーノの街を見て回った。

カラフルなフルーツがたくさん売ってた。

街の中では僕はフードを被って目の色を変えてる。

そして街中でも防御結界はかけたまま過ごしてる。

それぞれに違う結界をかけることができたらいいんだけど、僕にはまだできないから仕方ない。



ギルドにも寄って、この辺りの魔獣の情報を聞いてみる。


「この辺りはどんな魔獣がいるの?」

「ウルフ、イーグル、ベア、タイガーですね。ごく稀にブルーサーペントが出ますが、数年に1度くらいですね。」

「教えてくれてありがとう。」

「どういたしまして。」



タイガーってどんなのだろう?

初めて聞く名前だ。


「タイガーって知ってる?」

「あぁ、大きさはワイルドベアよりちょっと大きいくらいで、形はウルフがもっと大きくなったようなものだな。」

「綺麗に倒すと毛皮が高く売れるらしい。俺は見たことはないが、前に冒険者が自慢しているのを聞いたことがある。」


毛皮が綺麗な魔獣なんだ。

どんなのだろう?見てみたいな。

ワイルドベアくらい大きいってことは3メートルか4メートルくらいあるんだろう。

それだと運ぶの大変そう。


「大きな魔獣を倒した時って、普通はどうやって運ぶの?」

「荷車に乗せて運んだり、切り分けて何回かに分けて運んだり、持ち帰れない分は諦めて埋めたりする。」

「大型の場合は、ギルドに応援を頼む場合もある。前にオドンでグリフォンを倒した時は、運搬の仕事が低ランク冒険者向けの依頼として出ていた。」


そうだったんだ。僕は倒した後、宿に帰るまで寝てたから知らなかったけど、他の魔獣もいなかったし、運ぶだけの仕事もあったんだ。


「そうなんだ。じゃあ僕たちがタイガーの討伐依頼を受けた場合は、荷車が必要だね。」

「だなー。」

「あぁ。」


「ルシカはタイガーと戦ったことがあるの?」

「いや、無い。倒したものが運ばれてきたのをギルドで見たことがあるだけだから、どれくらい強いのかは分からない。

俺が見たのは緑の縞のグリーンタイガーだった。」


「緑?そんな色の魔獣がいるんだ?凄い。」


そっか、だから毛皮が高く売れるんだ。


僕が見たことのある緑の魔獣はハーピーくらいかな。羽が緑と黄色で綺麗だった。

伝令魔獣とか、綺麗な羽の鳥は見たことあるけど、毛皮が綺麗なのは見たことがない。

いつか見てみたいな。


僕たちはまだ明るい時間に夕飯を食べると、暑い中ずっと走っていた疲れもあって、宿に着くと身体を拭いてすぐに寝た。



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