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やっぱり
「じゃあ、そろそろ行こうか」
『a-Ru』は最近話題になってきたグループで道行く人の中にはファンだと思われる人がちらほら見える。
また、今日は日曜日ということもあり、人通りは多い。
未だに脳内は混乱しているが、ライブの開園時間も迫ってしまうため道を2人で歩く。
「ライブ、楽しみだね」
隣を見ればやはりどこからどう見てもイケメンが。
身長が私より高いこともイケメン具合を増加させている。
まさか、私が勘違いしていただけで秋ちゃんは男の子だったのだろうか?
も、もしかしてマンガみたいに、久しぶりに会ったイケメンとの恋が始まるのだろうか!?
「千夏ちゃん危ない!」
その時、後ろから自転車が勢いよく隣を走っていった。
私は秋ちゃんに抱き寄せられ、何とか自転車とぶつからずに済んだ。
『ふにっ』
「大丈夫だった?本当ああいう乱暴な運転辞めてほしいよね」
「う、うん……」
やっぱり女の子だった。