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家族紹介

「そうだ、シン君。君はこれから1ヶ月の間うちに住むのだから家族とメイド長と執事長に紹介しよう。」

俺は、シルフィとの婚約云々の話が保留になり、こっちの方がやりやすいだろうとグレンさんから1ヶ月間ここに泊めてもらうことになった。

正直すごくありがたい。俺はここのお金は女神様から貰ったものしか持っていなかったので宿代とかはあまりないのだ。だから、今日は野宿かなって思っていた。

「そうしてもらえると助かります。短い期間ですがここに住ませてもらうので顔と名前くらいは知っておいた方がいいですもんね。」

「よし、今から呼んでくるからここで待っていてくれ。」

「分かりました。」

俺がそう言うとグレイさんは部屋から出て行った。





それから数分後グレンさんが戻り、そのあとを7人くらいの人達が付いてきている。

「シン君、まずはうちの長男であるジークから紹介しよう。」

「ジーク・エルフィードです。よろしくお願いします。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

ジークさんの年は20歳前後であり、とても鍛えられている。身長は俺より少し高めの180cmくらいである。実に、誠実そうだ。

「次は次男のフォースだ。」

「フォース・エルフィードです。よろしくお願いします。」

「ええ、よろしくお願いします。」

フォース君は俺と同じくらいの年だろう。身長も俺に近い。フォース君も結構鍛えている。

まぁ、2人とも筋肉ムキムキって訳では無く細マッチョ系だ。

「次は長女のエレンだ。」

「エレン・エルフィードです。これからよろしくお願いします。」

「はい、よろしくお願いします。」

エレンさんはジークさんと同じくらいの年だろう。エレンさんはシルフィと違って可愛いというより美しい。すごいスラッとした体でモデルの人みたいだ。

「次に次女のカリナだ。」

「カリナ・エルフィードです。短い間ですがよろしくお願いします。」

カリナさんは俺と1・2歳年が離れているだろう。カリナさんもとても綺麗だ。

「そして、うちの四女のフィリアだ。」

「フィリア・エルフィードです。これからよろしくおねがいします。」

「ああ、こちらこそよろしく頼むよ。」

「はい!」

フィリアちゃんは6歳くらいの女の子だ。とても可愛らしくすごい癒される。えへへ、可愛いな。

おっと、俺はロリコンではないぞ。

「で、次はメイド長のファルファラと、執事長のエルベルトだ。」

「メイド長のファルファラです。シン様これからよろしくお願いします。」

「執事長のエルベルトです。シン様これからよろしくお願いします。」

「ええ、こちらこそよろしくお願いします。」

ファルファラさんとエルベルトさんはとても優しそうな顔をしている。

「よし、これでうちの家族とメイド長、執事長の紹介は終わったな。みんな、シン君が困っていたら手助けをしてやれよ。」

「「「はい!」」」

俺もみんなに自己紹介をしよう!

「短い間ですがここで住ませてもらうことになりましたナルカミ シンと申します。よろしくお願いします。」

パチパチパチ

俺が自己紹介を終えるとみんなから拍手が来た。なんか嬉しいな。

「よし、これからシン君を歓迎して食事をしよう。」

「なら、急いで準備しますね?」

「ああ、そうしてくれ。」

「かしこまりました。」

メイド長はそう言うと部屋を出ていった。

「それでは私は、シン様を部屋へ送りましょう。まだ、屋敷の中は分かっていないでしょうから。」

「ああ、そっちも頼む。」

そう言うと執事長から部屋へ案内すると言われ部屋を出ていった。

部屋を出ていく際シルフィがこっちをすっごい悲しそうな顔で見ていた。

「はは、シン様はシルフィ様からとても気に入られたようですな。」

執事長が唐突にそんな事を言ってきた。

「はは、気に入れられるのは嬉しい事なのですが、いきなり結婚となると驚くものですね。」

「それもそうでしょうね。」

一応今日紹介してきた人たちには俺とシルフィがどういう関係になったのかは、グレイさんから知らされたようだ。

「着きました。ここがシン様のお部屋です。」

「おお!すごい広い!」

部屋の中はとても広くベランダまでついている。こんな部屋に泊まっていいのかな?急に不安になってきた。

「では、食事になりましたらまた来ます。それまではゆっくりとしていってください。」

「いろいろとありがとうございました。」

エルベルトさんはぺこりと礼をして部屋を出ていった。





さて、食事まではゆっくりとしますかね!

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