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2人の従者

 今、クルルと、レイジスと共に王都にある屋敷に向かっている。王都の中には《ワープ》で来たけど、屋敷に《ワープ》で来たら、流石に驚かせてしまうのでやめておいた。

 今は、ちょっと喫茶店で休憩している。

「なぁ、クルル、レイジス、お前らのステータスを見せてくれないか。」

「ええ、いいですよ、ご主人様。」

「もちろん構いません、主。」

 そう言って、2人は俺にステータスをせてくれた。

クルル


230歳


Lv68


精霊族


HP28000


MP31000


攻撃力29000


防御力27000


俊敏性32000


知力34000


【称号】

<最上位精霊> <超級魔法を使える者> <鳴上 真の従者>


【魔法】

水魔法 初級 中級 上級 超級

風魔法 初級 中級 上級 超級

光魔法 初級 中級 上級 超級


【スキル】

《魔法強化S》《身体強化S》《自己回復S》


レイジス


232歳


Lv72


悪魔族


HP32000


MP38000


攻撃力35000


防御力31000


俊敏性33000


知力72000


【称号】

<最上位悪魔> <超級魔法を使える者> <鳴上 真の従者>


【魔法】

火魔法 初級 中級 上級 超級

闇魔法 初級 中級 上級 超級

土魔法 初級 中級 上級 超級


【スキル】

《魔法強化S》《身体強化S》《自己回復S》《魔眼》


「へーお前らって結構強いんだな。」

「ありがたいお言葉です。」

 俺が言った言葉に、レイジスが感激をする一方、クルルは

「ご主人様が、それを言いますか。」

 っと、俺を、ジーッと見てくる。

「??」

 レイジスは、俺のステータスを見てないので、クルルが何を言っているのか分からないようだ。だから、俺がレイジスにステータスを見せてやると、

「な!!さすがです!!さすが、我が主!!」

 っと、とても誇らしいように俺を見てくる。

 そんな目で見られるとすごい照れてしまう。






 そうこうしながら俺たちは、エルフィード家に着いた。俺は、みんなに2人を紹介するために食堂に集まってもらった。

「みんな忙しいところ悪いが、紹介したい人たちがいるんだ。この2人だ。」

「精霊最上位クラスのクルルと申します。先程ご主人様に召喚していただいて、従者になりました。」

「悪魔最上位クラスのレイジスと申します。クルルと同様に主に先程召喚していただいて、従者になりました。」

「「皆様、これからよろしくお願いします!!」」

「・・・なぁ、シ、シン君、こ、この2人から、召喚という単語が出てきたのだか、まさか、召喚魔法が使えるのかい!?」

「ええ、ついさっき覚えました。」

「つ、ついさっき!?それで、最上位クラスの精霊と、悪魔を召喚したって、シン君、君は一体何者なんだい!?」

 な、なんかすごい驚かれている。

(それもそうですよ。)

(どういうことだ?)

(召喚魔法は、幻の魔法とされています。ただいま、この世界で召喚魔法を使える者は、マスターだけです。)

 マジかよ。そりゃ驚くわ。

(それに、召喚した者が最上位クラスの精霊と、悪魔は、この世界で1人しかいません。そうなるとあの反応も納得です。)

 やっぱり、この2人は凄いんだな。Lvは、俺を、普通に超えているし。

「まぁ、そう言うことでこの2人は、俺の従者になったからよろしくな。」

「分かりました。けど・・・」

 なんか、シルフィがすごい心配そうな顔をしている。

「どうかしたのか、シルフィ?」

「クルルさんと言う方、すごい可愛いな~っと思いまして、もしかしたら、シン様を取られるんじゃないかなって思ってしまって。」

「そうです!私も思いましたです!」

「サリィちゃんは、まだ婚約してないじゃないですか!!」

「う!そうですけど・・・」

 2人して、俺を取られるかの心配で悩んでいたらしい。

「大丈夫だよ、クルルは、俺の従者なんだから、俺なんかに恋愛感情なんか持たないって、なぁ、クルル。」

「何を言っいるんですか!!ご主人様!!」

「え!?なに?クルル?どうしたの?」

「いえ!何もありませんが!!」

 そう言いながら、クルルは、俺をすごい睨んでくる。

「「ん~、怪しい~。」」

 そして2人は、俺を、ジト目で見てくる。

「ははは、シン君は、モテモテだな。羨ましい~。」

「何を言っているのですか?あ・な・た。」

「す、すいませんでしたー!!!」

 グレイさんは、ソフィアさんに思いっきり土下座をした。ゆくゆくは、シルフィもこうなるのかな。なんか、怖いな。

「そ、そうだ、2人を歓迎して、今日は、パーティにしようか。よし!そうしよう!」

 あ、グレイさん、逃げたな。

「そ、そんな、パーティとか別にいいですよ。私たちは、ご主人様の従者なんですから。」

「2人とも、今日は、お世話になっておくといいよ。みんなとの親睦も含めて。」

「主が、そういうのなら、我は、何も言いません。」

「分かりました。私も何も言いません。」

「よし!決まりだな。ファルファラ、大至急パーティの準備をしてくれ。」

「かしこまりました。」

 そう言って、ファルファラさんは、キッチンの方に行った。

 2人とも、みんなと、仲良くなれることを祈っているよ。頑張って!

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