表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/26

召喚魔法

 シルフィとの婚約が決定した翌日、俺は、1人で街の図書館と思えるところに来ていた。

「ん~、良い本がないな~。」

 俺は、もう少しスキルを増やしたいので、スキルに関する本を探していた。

 だが、スキルがある人自体が珍しいので、本があまり無い。獣人族とかには、決まったスキルがあるらしいけど、人族には、そう言う決まったスキルがない。

(マスター、召喚に関する本を読んではどうですか?)

(召喚?)

(はい、召喚魔法を使える者も少ないですが、ここには、しっかりと召喚魔法に関する本があるので、召喚魔法が、手に入れますよ。)

(マジか!俺、召喚とか結構夢だったんだよな。)

(んふふ、男の子なら誰でも夢を見ますよね。多分そうだと思い、言ってみました。)

(そうなのか、ありがとう。)

 イリスは、結構俺のことを考えて指示しているので、俺は、イリスに頭が上がらない。

 よし!それじゃ、召喚魔法を手に入れるかな。





 それから数分後、俺は、召喚魔法を手に入れた。

 さっそく試してみたいけど、どこで発動しようか。困った時はイリスだな。

(イリスー、どうしたらいいー?)

(そうですね、マスターが前住んでいた小屋なんてどうですか?)

(お!そうだな!あそこなら誰もいないからな。やっぱり、イリスは頼りになるな。)

(んふふ、どういたしまして。)

 俺は、イリスの言った通り、前住んでいた小屋に来た。

 さっそく、召喚魔法を使ってみよう!

 召喚魔法とは、自分の魔力に応じた者が、召喚されるらしい。だから、俺は、召喚魔法を使用する時、思いっきり魔力を込めた。さぁ、どんな奴が来る?

 召喚魔法は、成功したらしく、魔法陣が現れ、煙がすごい出てきた。そして、その煙が消え、現れたのは、なんと!超絶可愛い精霊だった。

「私を召喚したのは、あなたですね。私は精霊最上位クラスのクルルと申します。これからよろしくお願いします、ご主人様。」

「ああ、よろしく、クルル。俺は、鳴上 真だ。」

 クルルという少女は、俺より少し背が低く、髪と目の色はどちらとも水色で、とっても可愛らしい少女だ。

「あ、クルル、もう1回召喚魔法使うから下がっていて。」

「え!?また使うんですか!?私を召喚していて魔力は平気なんですか!?」

「ああ、魔力なら4分の1お前に使ったけどまだ大丈夫だ。」

「もしかして、ご主人様ってすごい人なんですか?」

「多分すごいんだと思うよ。俺のステータスを確認してみろよ。」

 そう言って俺は、本来のステータスをクルルに見してあげた。

「え!?これがご主人様のステータス!?凄すぎます!!こんなステータス見たことないです!!」

 クルルの俺の見る目が、ステータスを見たことで変わる。最初は、「私を呼び出したんだ、すごいなー」くらいの目で見ていたけど、今は、キラキラした目で俺を見てくる。

「でも、私がいるじゃないですか!」

 クルルは、頬っぺを膨らまし、拗ねている。すごい可愛い。

「まぁ、クルル1人に任せるわけにはいかないもんね。大変だろうし。」

「分かりました。」

 クルルは、渋々納得してくれた。

「よし!じゃ、始めるぞ!」

 俺は、今さっきと同じように思いっきり魔力を込めた。すると、また魔法陣が現れたが、煙の色が今さっきと違う。黒い煙が出てきた。

「我を召喚したのは、貴方様ですか?我は、悪魔最上位クラスのレイジスと申します。これからよろしくお願いします。」

「俺は、鳴上 真。よろしく頼むぞ。」

 次に現れたのは、背が俺より高く、スラッとした体で、顔がすごいかっこいい。

「あー!!あなたは、レイジス!!」

「ん!!貴様は、クルル!!」

「ご主人様!!なんでよりにもよってコレなんですか!?」

「主よ!!なぜ、アレがここにいるのですか!?」

「アレってなによ!!」

「コレとはなんだ!!」

 2人は、いきなり怒り出して睨み合っている。

「まぁまぁ、クルル、レイジス、一旦落ち着こうか。お前ら、2人は知り合いなんか?」

「知り合いなんかじゃありません!」

「此奴とは、精霊族と、悪魔族が戦争をした時に出会いまして、その時から此奴は、生意気でした。」

「生意気とはなんですか!穢らわしい悪魔族なんかに言われたくないわ!!」

「穢らわしいとはなんだ!!我ら悪魔を侮辱するのなら今ここで叩き潰してやる!」

「望むところよ!かかってきなさい!!」

「クルル!!レイジス!!」

 俺が、少し怒り気味な口調でいうと、2人は言い争うのをやめ、俺に謝ってきた。

「すみません、ご主人様。」

「誠に申し訳ございません、主。」

「これから、2人は俺の従者になるんだから、仲良くね。」

「「・・・はい。」」

「よし!それじゃ、俺の住んでいる屋敷に戻るぞ。」

 そう言って、俺は2人の従者と共に《ワープ》で王都に帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ