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よし!決めた!

 翌朝、俺は朝食を終え、昨日シルフィが街を案内してくれると言ってくれたので今は、その準備をしている。まぁ、準備するもんなかんないけどね。

 俺は準備をぱぱっと終わらせ、シルフィと待ち合わせをしている屋敷の広場へと来ていた。

「すいません!少し準備に手間取ってしまって。」

「いや、別に構わないよ。俺も待ったて言っても5分くらいだから。」

 まぁ、実際は20分くらいは待ったな。でも、今は待ち合わせをした10分くらい前だ。シルフィもちゃんと待ち合わせ時間に間に合っている。だから、別に文句などない。

「それなら良かったです。でも、5分も待たせてすみません。」

「まぁ、言っても5分くらいだから別に気にしないで。」

「はい!分かりました。やっぱり、シン様はとても優しいです!」

 そう言ってシルフィは、俺に笑顔を向けてくる。やっぱり、シルフィは可愛い。

「さぁ、そろそろいきましょう。」

「そうだな。そろそろ行くか。」

 そう言って俺とシルフィは、屋敷を出て行った。





 それから数時間、シルフィに街を案内してもらった。そして今は、ちょっと小腹がすいたので喫茶店らしき店に来ていた。

「シン様、どうですか?私たちの街は?」

「ああ、とてもいい街だと思うよ。街はとても綺麗だし、こういう店で出てくる料理も美味しいし。」

「私たちの街が気に入られたようで何よりです。とても嬉しいです!」

 そう言ってシルフィはまた笑顔を俺に向けてくれた。はぁ、シルフィはいつ見ても可愛いな。

「お、そう言えば聞きたいことがあるんだけと言い?」

「はい、別に構いませんよ」

「シルフィのステータスを見せて欲しいんだかいいか?」

「ええ、別に構いませんよ。でも、シン様みたいなとても素晴らしいステータスではありませんよ。」

 そう言いながらシルフィは、ステータスを出してくれた。


シルフィ・エルフィード


15歳


Lv6


人間族


HP1400


MP1600


攻撃力1200


防御力1100


俊敏性1300


【称号】

<心を見透かす者>


【魔法】

水魔法 初級 中級

風魔法 初級 中級


【スキル】

《心眼》


 シルフィのステータスは俺と比較するとすごい差があるが、一般的には優秀なほうだろう。【称号】と【スキル】を持っているのだから、天才の範疇にないるのだろう。

「シルフィって結構強かったんだな。」

「なんかシン様のステータスを見た後だと私のステータスなんて、所詮一般的なんだと思えてしまいます。」

「そんなことないだろ、俺はまぁ、なんかずるをして強くなっているようなもんなんだから。」

「ずるくなんかありません!シン様の能力は才能なんです!人の才能をずるなんて言わないでしょう?」

「まぁ、確かに言わないな。うん、そうだな。」

「そうですよ。」

「でもシルフィも十分すごいと思うぞ。」

「あ、ありがとうございます。」

 そう言ってシルフィは顔を真っ赤にして俯いてしまった。




 

 それからまた数時間、街を案内してもらった。

「今日はありがとう、シルフィのおかげでこの街がどんな街がわかったよ。」

「いえ、お礼なんていいんですよ。シン様もいずれはこの街に住んでほしいので。」

「ああ、いつか一緒に住む家を探そうな。」

「~~~っ!は、はい!探します!一緒に住む家、えへへ~。」

 シルフィはとっても嬉しそうだ。うん、やっぱり、この娘の婚約を別に破棄する必要なんてなさそうだ。よし!やっぱり、シルフィをお嫁さんに取ろう!

 でも今は、まだその事を言わなくていいかな、いずれ言う時は絶対に来るだろうけど今はまだ、お互いもっと深めたい。

「今日はそろそろ帰るか。」

「は、はい、そうですね。」





 俺たちはそういうと屋敷へ戻り始めたのである。

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