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第二の人生へ

「鳴神真さん、今日も圧倒的な力の差を見せて勝利し優勝しましたが今はどんな気分ですか?」

「はい、やはり勝利し、優勝したことは素直に嬉しいです。これからも、どんな相手が来ても圧倒的な力の差を見せて勝利したいと思っています。」

「質問に応えていただきありがとうございました。これからも頑張ってください。」

俺は今日、世界格闘王者決定戦の決勝で圧倒的な力の差を見せ優勝した。

俺は、別に圧倒的だからと言ってそれを嫌と思ったことは1度もない。この力で誰かを守れたり救ったりできるのであれば力をつけておくことは必要だ。その為にもこういう場で実践練習をする必要がある。大会を練習代わりにするのはどうかと思うがまぁ、別にいいだろう。

俺は今、大会が終わり徒歩で1人で帰っていた。一人で帰るのはどうかと思うが俺を襲うやつなんざ多分いないし、襲われても俺ならなんとか出来る。なので、大人数で帰るのも時間がかかるので俺は1人で悠々と帰っていた。だが、その途中俺は死ぬことになるなど今の俺は1ミリたりとも考えてなかった。





ドカーーーーーン

急な眩い光とともにとてつもない程の大きい音が響き渡る。眩い光は目を開けていられないほどの光で目を閉じてしまった。そして目を開けるとそこには今までいた場所とはまるで違い真っ白な空間に俺は立っていた。そして目の前には、これまで見てきた女の人とは比べ物にならないほどの美しい女性が立っていた。

「初めまして、鳴神真さん。私は、女神ラフィエルと言います。あなたは先程急な落雷で死んでしまったのです。」

「へ、俺、死んだの?」

「はい、あなたは落雷に撃たれた瞬間に息絶えてしまいました。」

「そうなんですね。あの、これから俺はどうなるのでしょうか。」

「ずいぶん落ち着いてるのですね。まぁ、いいでしょう。あなたの質問については本来なら死んでしまった人達は問答無用に天国か地獄に行かされてしまいます。ですが、あなたの強さに私は惚れてしまいました。あなたのその強さをここで終わらせるのはとても惜しいのです。なので今回は特別に魔法やスキルのある異世界へ転生するという手段があるのです。もちろん、あなたが転生は嫌だというなら天国か地獄に行ってもらいます。私は、あなたが天国行きなのか地獄行きなのかは、分かりません。それで、どちらにしますか?」

「転生って何か俺はしなくちゃいけないことはあるのですか?」

「いえ、特には何もありませんが転生するからにはしっかりと生きてほしいですね。あ、それと転生の時には私からあなたに1つ特別な能力を差し上げましょう。」

特別な能力か。それがあれば俺はもっと強くなれるよな。だけど特別な能力ってなんだろう?

「あの、特別な能力って何がありますか?」

「何でもです。あなたが望む能力を私からあなたにプレゼントしましょう。」

「なら、魔法やスキルがあるという事なのでそれを詳しく聞いたり、実際に見たり、本で読んだりしたらその魔法やスキルが得られるという能力って出来ます?」

「はい、可能ですよ。」

「なら、転生にしますのでそれでお願いします!」

よし、これで異世界でも多分最強になれるだろう。

「それでは、転生をしますね。鳴神真さんの次なる人生に幸あれ。」

「いろいろして頂きありがとうございました。俺、頑張って生きますね!」

「はい、頑張ってください。」

その言葉を最後にまた、眩い光に目を閉じてしまった。


さぁ、第二の人生へ行こうじゃないか。


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