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第1話

更新遅れてすみません。

そして、久々の一人称だったものでだいぶ読みにくいです。

次の話から三人称に変更するかもしれません。

 事実は小説より奇なり この言葉は僕の姉であり、僕の唯一の家族であるアケミ姉さんのが教えてくれた言葉だ。

 この言葉は姉さんの故郷ではことわざと呼ばれている言葉らしい。

たぶん、今の発言でほとんどの人が気づいたと思うが、僕と姉さんは血は繋がっていない。

だって、僕は家族に捨てられたから・・・。

捨てられた理由は、簡単だ。魔法(ルール)が使えないからだ。

 

 魔法、それはこの世界の象徴だ。

そして、僕の元の家は代々優秀な魔法使いを出してきた5大名家の一つ、ライラート家。

そこの家の直系として生まれた僕はたくさんの人たちに期待されていた。

でも、僕は魔法を使えなかった。

それが解ってからは、僕にとっては地獄だった。

家族からは蔑まれ、幼馴染たちや分家の人たちにはいじめられた。

そして、僕が7歳になる1週間前、僕は捨てられた。

父親からある程度のお金を渡され、そしてそのまま捨てられたのだ。


そして、僕は7歳の誕生日に出会ったのだ。

魔法を持たない僕を家族として迎え入れ、僕を地獄から救ってくれた人、アケミ・ナカザト。

そして、僕はその日から本当の家族を知った。

あの家にいたら絶対に知ることのできなかたっであろう。


そして、僕は・・・・・・・・。





「う~ん。ここからどうしよう」


僕は筆から手を離し、体を伸ばしながらこの後の続きをどう書こうか迷い始めた。

見切り発車で書き始めたからまあ、仕方の無いことだろう。

僕はこの後の、続きを書くため今書いた文を読み直すと、とても重大なことに気がついた。

自分の名前を入れてないことにである。


「・・・・ま、まあ始めて書いた物だし仕方ないよな」


僕はそう言うと、もう一度体を伸ばした。


ここで、まだ名乗ってなかったから自己紹介をしよう。

初めまして、僕はアウル・ナカザトです。

今年で16になる、姉さんの言葉を借りるなら男子高校生です。・・・かな?

とりあえず、僕は今アケミ姉さんに出された課題で『今までの人生を簡単に振り返ってみよう。ただし小説風に』という、まったく訳の課題をこなしていたのだ。

それにしても、僕の人生って本当に今でこそ笑えるけど、当時を考えたらよく生きているなと思う。

まず、姉さんと出会う前は家族や分家から特訓と言う名の虐待を受けていたのだ。

まあ、それは置いておくとして一番生きているなと思えたのは、姉さんと出会った後だ。


まず、出会った当初は姉さんの旅について行って、複数の盗賊や魔物に囲まれることなんて日常茶飯事だったし、危険度ランクSの魔物にも何回か襲われた。

他にも、遺跡では下手すれば即死の罠にも掛かったりした。

それでも、あの家にいた時よりも楽しく、たくさんの人と交友を結ぶことが出来た。

そして、その旅の中で僕は魔法を習得した。

まあ、普通の人は使えない、いや正確には僕以外には絶対に使えない。

まあ、それは後に説明できる機会が来るだろう。


そして、一番危なかったのは姉さんとの修行だ。

なぜなら、いつもは優しい姉さんが修行の時になると途端に凄い厳しくなる。

でも、姉さんは僕のために厳しく指導してくれた。

前の家とは違い厳しくても僕が出来る範囲を見極めて、僕に合わせて鍛えてくれた。

まあ、後半の方は少し姉さんの趣味が入っていたような気もするが、たぶん気のせいだと思う。

あの時の鬼ごっこでの罰ゲームの負けたほうが全裸になって勝ったほうに愛の告白をするだって、きっと何か意味があったはずだ。うん、そう信じよう。


と、そんなことを考えていたらすでに1時間近くも時間が過ぎ、夕食時の時間になっていた。


「おーい、アル君、夕食の時間だよ」


「はーい」


僕は姉さんに呼ばれたので2階の自分部屋を出て、1階にあるダイニングに向かった。

ダイニングに着くと、既にテーブルの上には料理が並んであり、僕のむかえの席には姉さんが座っていた。


「遅れて、ごめん。姉さん」


「大丈夫だよ。さあ、食べようか」


「うん」


僕はそう言うと、自分の席に座り、手を合わせ料理を食べ始めた。


うん、美味い。さすが、姉さんの料理。

僕はそうい思いながら食べていると姉さんが話し掛けてきた。


「アル君、大切な話があるんだ」


「何?」


僕は口の中に入っていたご飯を飲み込み、姉さんのほうを向いた。


「アル君にとってはあまり嬉しいことじゃないと思うんだけど、君の元家族が急に君のことを探し出したみたいなんだよね」


「え?」


僕は急にそんなことを言われてどう反応したらいいのか迷った。


「ああ、でも安心して。私がいる限り君には近づけさせないし。ただ、それでも一度は君の故郷に帰る必要があるんだよ」


「・・・・なんで・・」


「実を言うと、君の故郷のエレストの王様が君の元家族が五月蝿いせいで私に一度顔を見せて黙らせるために連れて来てほしいって頼まれているの」


「でも・・・・」


「分かっているよ。でも、アル君だっていつまでも馬鹿にされたままじゃ悔しいでしょ。だから私と一緒に見返しに行こうよ。今のアル君ならこの世界で一番強い、アケミさんの次に強いんだから」


「・・・・・・・」


「それに、私だって何も考えてないわけじゃないよ。それに上手くいけば君の本当の家族になることだって可能だし」


「どうやって?」


「簡単だよ。書類を勝手に拝借して、勝手に私の弟に書き換えるだけだから」


「・・・それって犯罪じゃないの」


僕は平気で犯罪をしようとしている姉さんに苦笑いを浮かべた。


「フフフ、大丈夫だよ。ばれても、二人で逃げればいいし、私の友人たちに頼めば匿ってくれるから安心していいよ」


「アハハハハ、それってレオンさんやアリシアさんのこと」


「そうだよ。あの双子の王様、王女様なら100%信用できるし。それにここの家だってあの二人がくれたものだしね」


「・・・わかった。でも、いつ行くの」


「今でしょ・・・・って言いたいところなんだけど、準備なんてろくに出来てないから、明後日を予定しているよ」


「うん・・・わかった」


「よし、それじゃあ食べてしまいましょう」



その後、僕と姉さんはいつものように楽しく会話をしながら夕食の時を過ごしたのだった。


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