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登場人物紹介

※注意

本作は「異界の王女と人狼の騎士」の続編となります。まずは前作を読まれてからのほうが、登場人物などが理解しやすいと思います。

 月人(つきひと) (しゅう) 17歳


 学園都市にある高校の二年生。

 能力者家系である月人家の長男。

 妹の亜須葉を溺愛している。

 現在は校則を破ってアパートで一人暮らし。実家からの補助がないため、アルバイト三昧。


 親友の恋人に呼び出された廃校舎で寄生根に体を乗っ取られた魔物に襲われ瀕死の重傷を負うが、異世界より来た王女との契約により肉体の再生および強化をされて復活する。

 古くからある月人家の世継ぎとして生まれたが、本人曰く能力不足のため欠格とされたとのこと。現在は自力でアパートを借りて一人暮らし中。バイト三昧で生活は苦しい。


 王女との契約により、常人より肉体を強化されている。


 特殊能力

 【Accelerate 1~10】自らの速度を通常から最大10倍まで加速させる能力。欠点としてはそのあまりの加速に体が追いつかないこと。王女から供給される魔力による再生なくしてはその能力も半減する。

 【青色光眼】能力発動時、青白く発光する瞳。闇夜でも昼間と変わらないレベルに補正することが可能。寄生根に眼球を奪われたが、王女との契約により再生した際にその能力を得た。入手当初は常時青色に発光していたが、現在はそれを制御できるようになっている。

 【順列置換】時間概念における開始~経過~結果という順序を無視する能力。

 【不可逆の呪い】存在の破壊・寛解不可の攻撃とも呼ばれるもの。全ての生物存在を司る瘤のようなものを破壊できる能力。墓視された瘤はいかなる方法を用いても修復不可能。

 発動時、右手が瞳と同じく青白く発光する。そしてターゲットとされたものの【死の瘤】はそれに呼応するように発光し、他の人からもそれが見えるようになる。破壊された部位はいかなる医術・魔力をもってしても再生不可能。




 王女 マリオン・アドミラル


 異世界より来た少女。王族という名の種族。あらゆる種の頂点に立つ存在。

 見た目は10歳くらいの少女にしかみえない。ただし、年齢は不詳。

 ゴールデンブロンドの長髪。瞳の色は碧(能力発現時には蒼白く輝く)。肌の色はほとんど白といってもいい。真っ黒なゴスロリファッションに身を包んでいる。その際にはティアラも装着している。(柊のアパートにいるときはアニメキャラのパジャマ姿。普段の外出時は柊に買ってもらったパーカーにジーンズになる。戦闘時のみ、ゴスロリファッションとなる)

 本人曰く、王位継承順位第3位。彼女の世界では戦乱となっており、そこから逃れるために結界を解きこちらの世界に来たとのこと。向こうと此方の結界を抜けられるのは選ばれたほんの一部の王族かいないと語る。


 王族だけに傲慢で横柄とも思える態度を取り、柊はおろか、亜須葉を唖然とさせることも。


 能力としては、契約を交わした下僕に対する魔力供給による超回復。無生物に魂を吹き込み式神としてあやるつることも可能。また炎系の魔術を駆使できる。

 ただし、すべての能力はこちらの世界に来る時もしくはそれ以前に大半を失ったらしく、発揮できる能力も本人の満足のいくレベルのものとは程遠い上に、そのコントロールもまだきちんとできない。



 月人(つきひと) 亜須葉(あすは) 15歳


 物語の主人公、月人 柊の妹。

 同じく学園都市にある学校の中等部に通う。ただし、柊とは異なる学校である。

 月人家の次代当主となる予定。

 少しつり上がり気味の大きな瞳をした長い真っ黒な髪の少女。

 顔も性格も物語上いい子なのだが、兄の柊のことになると後先考えない行動に出てしまう。そして、柊の前では普段、他人の前で見せる姿とは異なり、結構、いや相当にわがままになる。

 彼女自身は子供が大好きだが、王女とはどうも合わないらしい。



 (やなぎ) 紫音(しおん) 17歳

 

 月人 柊と同じ高校に通う生徒。

 柊とは幼馴染み。今時の高校生にしては、かなり地味目な格好を好む。勉強もスポーツともに目立った能力を見せるは無い。

 ただし、頼りにならない柊の世話を焼くのが大好きで、その時は普段とは違う優秀さを見せる。

 


 (もぎき (かぶと) 43歳


 月人家に使える使用人。

 亜須葉のボディガード兼家庭教師兼運転手。過去に何をしていたかは柊たちは知らない。

 柊と亜須葉にとっては兄のような存在。

 亜須葉のためなら犯罪行為すら問わない。



 サイクラーノシュ(Cykranosh)の寄生根(きせいこん)


 異世界より王女を追うために派遣されたモノ。

生物では無く、かといってモノでもない。中間的存在。

 生物に寄生しその宿主となったものに根を張り、自らのプログラムされた目的を実現するために誘導する。コレには意思は無い。ただプログラムを遂行するだけの機能しか持たない。

 また宿主の能力を限界値以上まで強化可能で、クリーチャー化させることができる。

 ―――最大の目標は王女の抹殺。



 日向(ひなた) 寧々(ねね)


 柊の同級生。彼の親友の漆多伊吹と交際を始めていたが、実は柊に想いを寄せていた。このため彼への想いを断ち切れず、ついには思い切った行動を取ってしまう。それが彼女と柊、恋人の漆多の運命を大きく変えてしまう。

 寄生根に乗っ取られクリーチャー化した男子生徒により、惨殺される。司法解剖を終え遺族へと引き渡される予定だったが行方不明となる。



 漆多(うるしだ) 伊吹(いぶき)

 

 柊と幼馴染。

 日向寧々の恋人。

 ラブホテルがわりに使われているという噂のある旧校舎で日向寧々が殺害され、そばに転校生の如月流星が同じように死んでいたことから、恋人を失った悲しみと恋人裏切りに対する疑念で暴走する。そのために自らの立場を危うくしてしまう。やがて、寧々が実は柊と会っていたこと、殺害現場に彼がいたことを知り、激しく憎悪することになる。

 力を欲した彼は寄生根に取り込まれることとなる。



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