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第7話 オリエンテーション

教室につくとすでに何人か席についていた。


「俺の席はここか」


俺は自分の受験番号が書いてある席に座った。


「君、実技試験の時僕の後ろにいたよね。」


いきなり前の席にいる生徒が話しかけてきた。


「悪い、実技試験は緊張しいて君のことはあまり覚えていない。」


実際に話しかけてきた少年のことは思い出せない。


「謝ることじゃあないよ。僕も君がウォーターボールを使っていなかったら忘れていただろうし。」


思い出した。

そういえば、俺はこの子の魔法を真似したんだった。


「自己紹介がまだだったね。僕の名前はレイン・ウィンター、得意な魔法は水魔法だ。」


「俺の名前はノア・ルクレアだ。」


「ノアか、いい名前だね。ところでノアの得意魔法も水魔法なのかい?」


「そうだな。昔から水魔法の勉強をしてきたから上級までは使える。」


嘘だ。


俺はすべての属性の魔法を伝説級まで使える。強いて得意な魔法を上げるとしたら無属性魔法だ。


無属性魔法は属性に関係ない、例えば俺が良く使っている転移魔法もその一つだ。


だが無属性魔法は扱いが難しく並の魔術師では発動することが出来ない。


よって、俺の実力を隠すためにも無属性魔法のことは秘密にしなければならない。

ちなみにこの世界の魔法は初級<中級<上級<超上級<伝説級<神格級ディバインまで存在する。


一般的に学生は上級まで使えたら十分だろう。

魔術師を名乗って魔物討伐をする人は大体上級か超上級が多いイメージがある。

神格級ディバインまで使える人間は俺以外に見たことがない。

師匠でさえも伝説級までしか使えていなかった。


「おお!!君の得意な魔法も水魔法なのか。」


レインは目をキラキラさせている。

そんなにうれしかったのか。


「お前ら席に付け」


俺とレインが水魔法のことについて話していると教室の扉からガッチリした体格の男が入って黒板の前に立った。


「このEクラスの担任をすることになったクラウス・ヴァルデンだ。よろしく頼む。このクラスは全員で40人だ。仲良くするように。早速だがオリエンテーションを始める。まずはこの学院の基本的な説明をする。」


こうして担任のクラウスは30分ほど説明をしていた。


説明をまとめると、

1,この学院は完全寮制である。

2,この学院には学院独自の試験がありその試験で優秀な成績を収めた者はクラスが上がる場合がある。ただし試験に合格できなかったものにはペナルティーがある。(Eクラスの場合は退学とする)

3,この学院の卒業式の日にSクラスで1位だった者は学院の財力と権力を駆使して願い事を1つ叶えることが出来る。

こんな感じだろうか。

周りを見るとクラスのほとんどが動揺しているのが分かる。

理由は試験に合格出来なかったものは退学になる場合があるからだろう。


「先生、一番直近にある特別試験の日付と内容を教えてください」


一番前に座っているリーダーシップがありそうな女子が手を挙げて質問している。


「いい質問だ。特別試験が実施されるのは明日だ。皆今日は明日に備えてよく寝るように」


「あ、明日」


「急すぎます」


担任が日付を伝えた途端教室がざわめき始めた。


「みんな静かに!!」


さっき質問していた女子が教室のざわめきを止めた。


「試験の内容はどういったものですか?」


「それはまだ教えられない。明日の試験開始直前に伝える決まりがある。だからお前たちは明日に備えて今日の疲れを取るだけだ。」


オリエンテーションが終わり担任が寮の場所を案内する。


「男子は1階を使え女子は2階だ。男子は2階に行くことが禁止になっている。ばれたらこの寮の地下に1週間監禁されるから注意するように」


そう言うと担任は説明が終わったのか寮から出て行った。

寮の部屋は決まっていて3人一部屋らしい。

幸いにも俺とレインは同室だ。


「初めまして僕の名前はレイン、得意な魔法は水魔法です。」


レインはさっそく同室の子に自己紹介をしていた。


「俺の名前はロイド・エルドラ、得意な魔法は火属性魔法だ。」


俺も自己紹介をした方がいいのか。


「俺の名前はノアだ。得意な魔法はレインと同じで水魔法だ。よろしく」


自己紹介して俺とロイドは握手をした。

レインとロイドか、いい友人になれそうだ。

俺とレインとロイドはしばらく雑談をして話題が明日の特別試験の話になった。


「明日の特別試験の内容を予想しようよ」


レインが唐突に特別試験の話題を振ってきた。

不安なのだろうか。


「うーん、俺の予想だと魔法の威力の計測とかだな。ノアはどう思う?」


ロンドは自分の意見を言った後、俺に意見を求めてきた。


「俺もロイドと同じ意見で魔法の威力測定だと思う。魔法の威力を数値化する魔道具を駆使して〇〇点以上で合格とかかな」


「まあ、今考えても分かるわけないし明日のお楽しみってことでいんじゃね」


ロイドがそう言うと特別試験の話題が終わり明日の試験に向けて俺たちは寝ることにした。


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