1 プロローグ
なんとなく構想があるので、不定期ですが書き始めます。良かったら読んであげてください。
2023年某日
自分は所謂、氷河期世代の40代半ばで人生の負け組である。酒は少々嗜み、煙草はヘビースモーカーでギャンブルはやらなくなって久しい。そして、事故死したらしい。
事故そのものは記憶にはないが、事故死してからの超未来へ転生したが前世の記憶が何故かそこそこに残っている。
転生後は一般的な家庭に生まれ育ち、前世で言うところの一般的な学力の高校を卒業間近に控えていた(家業を手伝う予定の為、就活はしていなかった)のだ、そんなある日。通学中(転送装置の故障?だそうだ)に、またも事故死したらしい…。
らしい。と言うのもその時に2柱の神の内の片方、白髭ふさふさのお爺さんの様な神から告げられたから知ったのだ。そしてこのまま普通に輪廻を巡り再度転生したとしても、次の人生でも似たような結末が確定されている(理由は教えてくれる気はないらしいw)らしく、もう1柱の神と相談した結果、「この魂要る?」「要らないなら貰う~」的な感じで、一応本人に通達。と言う事らしく、それが今。
そのもう1柱の神は霞んで白い霧のような存在で、神的にはまだ若い方だそうで自分の世界?星?的にもまだ認知度が低く姿かたちも定まってはいないそうだ。 で、その神が言うには、モンスター蔓延る世界で、スキルや魔法のある世界に来ないか?と言う打診。
その時には今までの因果が切れるから、そこに転生するなら次の人生では事故死ではなく、普通に生活するだけなら老衰で逝ける可能性が50%もあるというのだ。
そして、よくある転生特典の話になる。