1日目
俺は19才のバスで通ってる大学生。その大学は大人の人もいれば俺と同じ位の人もいる。この大学には男子6人女子が4人。
計10人。俺は待ったく相手にされてなくつまらない大学生活を過ごしていた。またのんびりと大学に行ってバスに乗り学校につきいつもの席に座った。
その日は新しい子がくる日だった。
先生がきた。
(え〜今日から新しい仲間が来ました。)
先生は俺達の事を仲間と呼んでいる。
(それでは自己紹介をお願いします。)
その子が口を開いた。
(え〜と、、、や、山本、あ、娃理沙です。よ、よろしくお願いします。)
かなり緊張していたようだ。
(それでは席について下さ。)
がさがさ、、、。
ん?
その子は俺の隣に座った。他に席はいっぱい空いていたのに何故だ?
横を見て見ると、、、
っあ!
その子は今日くる途中バスの中で会った子だった。
そして俺にとってこの
山本娃理沙と言う子は後にとても大切な人物になるとは誰も俺でさえもわかるはずがなかった。
そして山本さんが話しかけて来た。
(あ、あの〜、バスで会いましたよね。)
(あぁ〜そういえば会いましたね。)
俺と山本さんは何故か話してると気が合いすぐに仲良くなれた。
俺にとってこの人は最初で最後の友達なのかも知れない。
俺は心の中でそう思っていた。
その日はあっというまに授業が終わった気がした。
俺はいつも通り1人で帰ろうと思っていると後ろから声がした。
(お〜い、ちょっと待って〜。)
俺は振り返った。
すると、娃理沙ちゃんが走ってこっちに近づいてきた。
(は〜は〜、歩くの速いよ。)
(どうしたの?)
(秋山君の家こっちだよね?)
(そうだけど、、、それが?)
(うちもこっちだから一緒に帰ろうよ!)
女の人と帰る何て何年ぶりだろうか。俺はすこしためらった。
(あ、え、あ、あぁ、べ、別にいいけど、、、。)
凄く恥ずかしかった。
(やった〜、じゃ〜速く行こう。)
その時彼女の顔を見て胸が何かに縛られたようにキュッとなった。
(あ、あぁ、じゃ〜行くか。)
(うん。)
(男と女が2人並んで歩く何て、まるで付き合ってるみたいじゃないか、周りの人も見てくるし!)っと心の中で思っていた。
(ねぇ〜ねぇ〜、ねぇ〜ってば〜。)
(え、あ、な、何?)
何で俺こんな緊張してんだ〜?
(秋山君の家ってどの辺?)
(バスに乗って2〜30分ぐらいかな。)
(ふ〜ん、そうなんだ、
あ、バス来た。)
(何なんだこいつ〜、普通聞いといて、この返事の返し方はねぇだろ。)
とまた心の中で叫んでいた。
しばらくすると、家のそばのバス停についた。
(じゃ〜俺ここで降りるから。)
(え!うちもここなんだけど。)
(まじ!)
凄い偶然だった。
(家どこどこ〜?)
(もう少し、後5分ぐらい。)
そして5分経過、、、
(ここ。)
(へぇ〜一軒家何だ。)
(それじゃ〜俺はこの辺で。)
(あ、ちょっと待って。)(ん?)
(うちも家紹介するよ。)(いいの?)
(良いよ〜。)
(どこ?)
(実は〜ここで〜す。)
(え!)
そこは俺の家から徒歩10歩ぐらいのとこにあった。(こ、このマンション?)(そう、近いでしょ?)
(う、うん。)
(じゃ〜さ〜大学行くとき一緒に行こう?)
(べ、別にいいけど。)
(やった。じゃ〜また明日、おやすみ。)
(おやすみ。)
彼女はとても嬉しそうだった。
そして俺もこの長い1日をおえた。