光へ、と時を辿って
一九九〇。
にこやかにほほ笑んだまま頷く老人の顔を見ながら、僕は停車ボタンを押した。
「いってらっしゃい」
僕は限りなく三十年近く前の過去へと足を踏み出した。
〈参考書籍、作中に登場する本〉
村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)
東野圭吾『卒業』(講談社文庫)
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉
にこやかにほほ笑んだまま頷く老人の顔を見ながら、僕は停車ボタンを押した。
「いってらっしゃい」
僕は限りなく三十年近く前の過去へと足を踏み出した。
〈参考書籍、作中に登場する本〉
村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)
東野圭吾『卒業』(講談社文庫)
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉
苦手な同窓会で、村瀬と。
2021/11/22 22:29
見慣れぬ電車で、老人と。
2021/11/22 22:30
育った場所で、過去と。
2021/11/22 22:31
静かな図書室で、ノルウェイの森と。
2021/11/22 22:31
実体のない姿で、ソウと。
2021/11/22 22:32
告白以降の記憶を、またソウと。
2021/11/22 22:33
事故に遭った場所で、過去の村瀬と。
2021/11/22 22:33
タイムリミットが近付く中で、嘘と。
2021/11/22 22:34
誰も知らない場所で、友と。
2021/11/22 22:34
終わりゆく過去で、最後の記憶と。
2021/11/22 22:35
過去を離れて、ソウの父親と。
2021/11/22 22:35
過去を辿って、未来と。
2021/11/22 22:36
エピローグ
2021/11/22 22:36