戦闘部署概要
各企業の戦闘部署について
アーレンス社 Fis
概要
企業と民の安全、そして来るべき未来の保持を大原則としている。全体的に軍規は緩く、就業規則のようなものであくまで基本は企業の戦闘‘部署’という位置づけが強い。が、当時の士気は高く、大きな問題や離反は見られなかった。また、企業らしい柔軟さで指揮能力が必要とされる士官や教官などは積極的に軍関係者(国が形骸化したため実質失業している)を雇用し、職の提供と戦力増強を行った。そのため、ほぼ完全に志願制。
制服
Fis配属者には専用の黒いジャケット(金字の刺繍入り)と腕章が配布される。腕章には役職(整備士、操縦兵など)が標されている。そのほかに制服と呼ばれるものはなく、各々が好きに服を着て、その上からジャケットを羽織るなり、ジャケットも羽織らずに腕章だけを付ける人もいた。
服飾は自由だが腕章は必ず付けるようにし、緊急時に役職が分かるようにしておいた。そのため、整備士は作業着に腕章だけ付けて作業、というような風景がよく見られる。
ロウフィード・コーポレーション AGS
概要
アメリカの軍隊を基礎とした戦闘部署で、他と比べるとより軍に近い形式を持つ。が、建前上は戦闘部署であり、ロウフィード・コーポレーションが大本とされている。軍規も厳しく、階級制限も多い。大まかな部隊分けとして、「中央指揮」「護衛部隊」「遊撃部隊」とされている。徴兵制はないが、AGSに入るというのはロウフィード・コーポレーションに入るということでもあり、給与は非常に良く、条件はあるがAGSからロウフィード・コーポレーションの通常職へと移行することも出来るため志願者は多い。
制服
紺色を基調とした上下の制服が支給される。制服のデザインに男女差はない。階級章と大まかな所属部隊表記がされたバッジが制服に取り付けられるようになっている。当然勤務中は基本的に着用だが、遊撃部隊などは艦長判断により着用していなくても良い。
ルディーナ H・R・G・E
概要
ルディーナらしく、柔軟さを主にした戦闘部署。様々な小部隊が乱立し、それぞれの小隊長の判断の下行動する。そのため、独自改良された装備を保有するところも多々ある。大規模な作戦や行動基盤はその都度招集や指示がかかり、その際は司令部に従う必要がある。志願制で、人気があったり英雄視されているような小部隊を宣伝するなどして志願者を募ることもある。
制服
白を基調とした制服が支給される。各小部隊ごとにデザインの違うものを用意している部隊もある。着用の義務はなく、部隊によってはまったく着ないところもある。
階級について
元帥
少将 中将 大将
少佐 中佐 大佐
少尉 中尉 大尉
准尉
伍長 軍曹 曹長
二等兵 一等兵 上等兵
と区分されるが、やはり各戦闘部署ごとに特色がある。
Fisは階級自体が存在せず、各部隊に班長が配置されて指揮を一任される。階級による判別はない。
AGSは上記以外にも特例准士という階級が設けられ、BFS使用者は皆この階級が支給される。これはBFS使用者は年齢の低い者が多く、また実力も未知数で不安定なことから、階級から逸脱して管理したほうが良いだろうという判断で設けられた。そのため、基本的にBFS使用者は階級が上下することはない。
H・R・G・EはBFS使用者も通常階級を使用し、完全な実力社会となっている。