入学編
はじめまして、:REXです。
本日より、なろうで物語を投稿しようと思います。
(いちおう、You Tubeにも投稿されてはいます。)
※東方Projectのキャラクターより名前を拝借していたりはしますが、
二次創作ではありませんのであしからず。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目が覚める。
24時間365日、
働く事を強いられるブラック企業に勤めているお天道様を、
心の中で哀れみながら支度をする。
現在の時刻は7時半。そんなに朝早くから何処に?と、思うだろう。
答えは『学校』で、ある。
昨日の余りの唐揚げを白米にブチ込み、一気にかき込む。
吐きそうだ…
即座に水で流し込み、一息つく。
その後、玄関に立て掛けられたアタッシュケース…
のようなカバンを持つ。
まあ、学校指定のカバンなのたが…
ドアをあけ、鍵を掛け、外へ出る。
因みに、ここは一応学校の寮である。
そのため、セキュリティ等も万全ではあるのだが…
「やっぱ自分で掛けた方が安心するなぁ。」
と、いう訳である。
これも毎朝の事たが、「バックレる」という考えが浮かぶ。
しかし、その考えを即座に消す。
何故って?まあ、成績やら将来の為やらと、
理由は色々有るのだが、最も大きい要因は…
ひゅん。と、飛来するソレ。
嫌な汗を流しつつも、ソレを放ったであろう人物へと視線を向ける。
「遅い!」
そう言ってプンプンしているのは、俺の幼馴染である博麗霊夢。
肩甲骨の辺りを覆う位に伸びた綺麗な黒髪に、赤いリボン。
背は女性の中では高い方で、健康的な肌色。
それに加えて整った顔立ち。
見た目だけは!俗に言う、美少女である。
そう!見た目だけは!