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嗚呼懐かしき”昭和50年代”の子どもたち  作者: 水源


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ついかそのにじゅうご:ココアシガレットは大人の味がするね

いつものように駄菓子屋を訪れている雅人と博だが今日は並んでる駄菓子から箱に入ってるそれを手にとった。


「おばちゃんきょうはココアシガレットちょうだい」


 雅人がそういうと博士はにているけど別の種類のそれを手にとった


「ぼくはイチゴシガレット!」


「はいはい、20円だよ」


「じゃあ20円!」


「20円!」


 オリオンのココアシガレットは昭和26年(1951年)から販売されているロングセラーの駄菓子だが、イチゴシガレット発売が始まったのは昭和50年(1975年)からで比較的新しい。


 そして「シガレット」の名前通り、たばこを連想するパッケージに砂糖・ココア・ハッカ等を原料にした紙巻きたばこ状のラムネ菓子が6本入っている駄菓子だ。


「ぷはー」


「ぷはー」


 二人は一本ずつ取り出してそれを口に加えて煙草を吸う振りをしつつ味わう。


 このころのタバコはオトナへの憧れを体現する存在だったのであり、喫煙に関してもうるさく言われることはなかった。


 元々ココアシガレットとは、喫煙前に食べる大人向け菓子とし売り出した商品であったが、それを子供向けにしたのがオリオン株式会社である。


 原料は砂糖・ココア・ハッカのみで、中央をココア、外側を白いハッカで巻いた紙巻きたばこ状のもの。


 いちごシガレットはココアの代わりいちごっぽいもの味付けがされているものだ。


 チョコレートやいちごのの香りを楽しめながら、口に爽快感をもたらすハッカを舐めるとなんとなく大人っぽい感じがするのであった。

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