入学説明会
「まず、この世界について説明します。この世界は-学園-と呼ばれています。
この学園の学園長アミュレットさんが自分の世界を作ろうとしてできた世界がこの学園です。
この学園はパラレルワールドの中心に位置しています。
そのため、この世界はすべての時間軸とつながっています、
ああ、このことを説明するには2年位かかるのでちょっと勘弁してください。」
「おう、とにかくいろんな時代のいろんな世界とつながっているのか」
「まあ、そういうことです。」
「次にこの世界のシステムを紹介します。
この世界は1年単位で動いています。最初入学した当初はいろいろな制限がありますが、
年が明けるごとにその制限が解除されていきます。
それと能力の追加ができます。
またこの世界で死んでしまうと幽霊になってしまうのですが、
年始に復活することができます。また幽霊になっているときはお遊び空間に行って、
暇つぶしすることができます。」
「つまり、この世界では死んでも復活できるし、それまでの間も遊んですごすことができるのか」
「話すのを忘れていましたが、生きるメリットもあります。生きていた日数が多いとさっき言った能力の追加で多くの能力が追加できます。」
「ほうほう。面白そうだな。」
「あとはそうですね、この世界から脱出する方法がありますが、お勧めできません・・・
一部の人たちは外の世界に行って任務をしている人もいます。」
「その任務とは?」
「簡単に言うと時間軸の修正です。学園の時間軸近づきすぎてしまうと、学園に支障が生じるので時間軸を箱庭からそらします。その方法はわかりませんが」
「ふむふむ、他にはなんかある?」
「そうですね、タカ様はこれから学園の中の学園という、誰もが入るところ授業を受けるのでそちらで、
わからないことがあったら訪ねてください。
それでは入学式へ行きましょう。」
「1つだけ聞いていい?」
「はい?」
「前にいた世界より楽しいと保証できるか?」
「はい、それだけは保証させていただきます!タカ様がどんな選択をしても。」