はじまりに向けて
遅くなった上に短くてすいません(-.-;)
ようやっと、本編突入です。
あの運命の日から3年が経ち、和真は18歳になった。
3年間『裏』の世界で生きてきた和真は『裏』では知らぬ者などいないほどの格闘家になっていた。
勿論『裏』では日常的に命のやりとりがある。和真自身も数多の命を奪ってきた。
死にかけた事もある。
初めて人を手に掛けた時には嘔吐し、眠れず、苦しんだ。
かなりの修羅場を越えて、和真は『裏』の頂点に君臨した。
「つまらないなぁ・・・。」
和真は再び退屈していた。
この3年間はただひたすらに強くなる為、生きる為にがむしゃらに生きてきた。
しかし、『裏』の頂点に立ってからは退屈な日々を過ごしていた。
和真はずっと探していた。あの『黒フードの男』を。
しかし、3年間探しても見つからなかった。
もしかすると、既にどこかで野垂れ死んでしまったのか・・・和真はそう考えるようになっていた。
(今の俺ならアイツにだって勝てるはずなのに・・・。)
そんな退屈な日々を過ごしていたある日のこと。
和真が自身を狙う刺客11名を返り討ちにし、特に感慨もなく己の暮らすあばら屋に戻ろうと、戦場になった森を抜けようとすると、
「んあ?なんだ?」
急に霧が出てきた。
しかし、すぐそこが森の出口であることは分かっていたので、木々を避けつつ森を抜けた。
そこで和真はあり得ない光景を目の当たりにする。
「・・・は?」
あたり一面、見渡す限りの荒野が広がっていた。
今思うと主人公全然しゃべらねぇ(笑
かなり途中経過をすっ飛ばしていますが、こちらは番外編で書いていこうかと(^_^;)