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君と仲直り

作者: h

夢に君が出てきて

僕と君は仲直りしていた

あの頃みたいに

同じことで笑って

分かり合えないことだって

許しあえていた


意地を張った後にいつも気がつく

僕のちっぽけなプライドなんかよりも

君の方が大事だったんだって


あの時伝えたかったことは

全部はちゃんと伝わらなかったね

君が受け取ってくれなかった言葉を

いまだに僕は胸に抱えている


時間はちゃんと僕らを前に押し出すから

それなりに楽しく生きてるよ

君もそうだといいな

僕のことなんて忘れてくれていいよ

嘘、ちょっとは思い出してほしいな、なんて


やっぱり寂しいな

だから夢で満たされて

目が覚めた後に空っぽを思い知る

僕はいまだに

君に伝えたかった言葉を

ずっとずっと、抱きしめたまんまなんだ


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