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あたい

悲観していてもしょうがないわ。

だって死んでしまったなら仕方ないもの。


 てか、これって今流行りの異世界転生ってやつかしら?

あたい異世界転生ものも好きでよく読んでいたのよね。

 特に悪役令嬢ものとか好き。

 転生悪役令嬢いいわよ。

悪役令嬢って、言われは悪いけどみんなそんな悪くないわ。

だって大体は、幼いころから決められた婚約者がいて一途に思いを寄せているのにぽっと出のヒロインに婚約者を奪われていくのよ。

たまったものじゃないでしょ!!

婚約者もヒロインもくそくらえだわ。

「きぃぃぃぃぃぃぃ!この泥棒猫」ってなるのが普通でしょ?

それも中高生の恋愛じゃなくて親同士が決めた結婚よ、怒らなかったらおかしいわ。

 

 「おい、大丈夫か?」

心配そうにエイダンが手を差し伸べてきた。

 膝カックンしてきたのはそっちなのに…


「さすがのお前でも緊張するか」

グイっとエイダンは私の手を引き起こすと私の頭にポンと手を置いて言った。

「心配するな、なにがあっても俺はお前を守ってやる」


 こうしてあたいの学園生活がスタートした。


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