五話「本当はいい人です。」
何とか頑張って投稿しました。次話は明日出来れば投稿します。
キーンコーンカーンコーン
2時限目終了のチャイムが鳴った。
「よし、じゃあいこうk「よっしゃー!行こうぜ玲!」
緋依の言葉を遮って話しかけてきたのは翔吾だ。
わざとではないだろうが緋依はご立腹のようだ。
さっきから翔吾の足をゲシゲシしてる。
「二人とも行こう」
そういった玲の言葉で、気が止んだのかゲシゲシをやめた。
こうして三人が最初に向かったのは国語科
「どうして国語科?」
玲が素朴な疑問を聞くと緋依は
「課題出し忘れてたから」
と言った。
次に向かったのは社会科。
「社会のレポートも出し忘れた」
と言った。
「よし、もう出し忘れはないから探検しよう」
これでやっと次に進める
「で?玲はどこ行きたい?」
「別にこれといって行きたい場所はないかな?」
「じゃあじゃあ体育館行こうぜ!」
「うん、いいよ。」
これから体育ができるようになるかもしれない。なんて考えは少し前の玲にはなかったのだろうが今は違う。緋依が教えてくれた。
そんなことを考えてるうちに体育館についた。
「広いね...」
「まぁ、うちらのの学校他の学校と比べて体育館とか広いし、どっかのバスケ部はよわいけど」
「おいそれはどこのことをいってるんだ?」
まださっきの事を根に持ってるのだろうか、それとも喧嘩するほど仲がいいというやつなのか玲は笑いながらその光景を見ていた。
「おい玲笑うなよ~」
「こめんごめん」
「んじゃあ次行くか!」
次に行く途中に翔吾はニヤニヤしながら聞いてきた。
「なぁ、玲と流川って付き合ってんの?」
「ううん、付き合ってないよ?」
思いもよらない質問に内心驚いたが何とか冷静を保って否定した。
「え~、でも絶対にどっちか気があるよな」
「どうだろう」
「なぁ、玲はどう思う?」
「どうって...いい友達だと思うよ」
「んーそうじゃなくてだなー」
そんな会話をしてると前の方から緋依が言ってきた。
「なんの話してんのー?」
「なんでもないよー」
「あ、いいこと考えた」
「?翔吾何て言った?」
「なんでもねーよ!」
最後に不適の笑みをする者が一名
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「よし、一通りオッケーかな?もう時間ないし教室もどろ」
「うん、そうだね、二人ともありがとう。」
「あ、悪い俺職員室寄ってからもどるわー」
そういいながら翔吾走っていってしまった。
「3時限目は自習だって」
「自習か..」
「ねぇ、その間に放課後残りどう回るかきめよ」
「そうだね」
玲は忘れていた。早く帰ってくるようにと言われている事を。
「というわけなんですよ先生...」
「それは面白そうだ俺もやる」
事件を企むゲスが二人...
注意
本当に彼らいい人なんです嫌いにならないでください。