僕は主人公の穂模餓鬼
初投稿です。文章力はガバガバですけど頑張りTIT思います。
「おい、田所! 後ろから来てんゾ!!」
「わかってんよ! 三浦!!」
前から後ろから湧き出る異怪のバケモノに俺達は悪戦苦闘していた。
「穂模餓鬼さん! 2時の方向に敵が!」
イヤホンから聞こえた声の方向を向くとバットを持った泥人形みたいな生物がこっちに向かって突進してくる。
俺はすかさず懐にあるリボルバー式の銃を抜き、バケモノに向かって銃身を向ける。若干手が震えながら引き金を引き、小気味よい爆発音と共に銃身から一発の弾丸が放たれた。
「チッ!!」
弾丸はバケモノの足を掠め、動きが少し鈍っただけでバケモノの突進は止まらない。今から避けるにしても間に合わない。突進の衝撃に備え身を構えた瞬間。
「こっち見ろよ見ろよ!」
三浦がバケモノに向ってバールを投げ、見事頭部に命中する。バケモノは血飛沫を上げながら地面に転がり、その後ピクリとも動かなくなった。
「あ、ありがとうございます! 三浦さん!」
「礼は後で聞くゾ。今は目の前の敵に集中しろ。」
三浦はすぐさま落ちて入るバットを拾い、バケモノに向かって走っていった。
自分もすぐに体制を立て直し、バケモノを一体一体拳銃で仕留めていく。
しかしこのままだと数の暴力で押し切られてしまう。拳銃の弾も限りがあるし、それに。
「三浦、こっち来てくれ! このままだと押されちまう!」
「無理だゾ、こっちも手一杯だ!」
2人にも疲れが見えてきている。1時間もこの状態が続いているのは流石にキツい。この拠点を放棄する事も考え2人に伝えようと声を出そうとした時。
「三浦さん、田所さん、穂模餓鬼さん。そろそろ下がってください! 例のアレの準備ができました!」
イヤホンから聞こえてきた指示に三浦と田所はすぐさま反応し、拠点であるショッピングモール『戦乱イオン』へと猛ダッシュで駆け目指す。
俺も聞こえた指示通りに拠点を指す。
誤字、脱字、その他ガバガバな所がありましたらご指摘ください。
ブクマ1人以上で次書きます。
もし良ければ誰かBB先輩劇場化してください! 独自のストーリーで良いんで!(人任せ)