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1話 宝くじで100万当たりました

メインで書いてる方が行き詰ったので息抜きに始めました。

VRゲームものを書いて見たかったと言うのもあります。

おそらく更新ペースは途中で遅くなると思いますがよろしくお願いします。

7/9一部修正しました

高校一年冬。

大晦日の夜。私はテレビを見ていた。

左手には宝くじの件が一枚。

特に何かが欲しかったり、当てようと思ってたりとそんなことはなかった。

デパートに買い物に行ったとき、なんとなく気になっておばあちゃんに買ってもらった一枚。

テレビの画面も特に期待することなく、ぽけーっと見ていた。



『今年のナンバーは―――』


そして、そこに映った数字の並びを見て私は。


「―――え?」


当たった。

いや、もちろん1等じゃない。

2等でもない。でも。


「・・・・・うそ」


3等、100万円。


そこに書かれたナンバーと私の手にあるくじの番号がぴったりと一致したのだ。

私はぽかんと口を開け。


「おばあちゃーん。100万あたったー」


何とも気のない言葉を口にした。

ちなみにおばあちゃんはもう寝てました。




「へぇー、百万円かい。当たるもんなんだねぇ」

「ねぇ。私もびっくり」


翌日、おばあちゃんに相談しました。


「で、何に使うか決めたのかい?」

「いや、ぜんっぜん」


そもそも当たると思ってなかったのでノープランである。

金額が金額だし、このまま貯金かな? と考えていたりする。

その時。


『これぞ世界初!』


そんなナレーションが聞こえてきた。

テレビ。

でも世界初って最近多いよね。実際にはただ性能が上がったってだけでも新しく作ってれば世界初って言えるわけだし。


『この冬、アーガン社が開発した。実際にヴァーチャル世界に訪れることができるVR機器を「はい!?」――』


なんかマジ凄そうなのきた!

これなんて言うんだっけ? 確かVRMMO?

――やってみたい!


きっと今このCMを見てる誰もがそう思ったに違いない。しかし。

そのお値段は30万。


高っ!!


「最近のゲームってのは凄いんだねぇ」

「いや、本当にね・・・」


値段的に間違いなく普通の学生は狙ってない。

社会人でも買うかと言うと分かれるだろう。

CMを見る限りはファンタジーっぽい世界観みたいで、モンスターと戦ってるシーンが映ってた。

私の視線は手の中に。


―――――今なら買える。

私の中の天使と悪魔が同じ結論を出した。


「おばあちゃん。使い道決めたよ」

「ほー。なんだい?」

「今の買うっ。あ、一応おじいちゃんにも相談した方がいいかな?」

「あー、やめときんさい。どうせ貯金しろいうだけよ。それより理沙ちゃんがやりたいことに使えばいいの」

「うんっ」


こうして私はVRゲームを












――――――――――――三台買いました。

                    何故に!?


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