はじめに
皆お楽しみの、反波の謎解きショー、はじまりはじまり。
なんて言ってみたりの卯月です。
反波先生はちゃんと謎解きしてくれるんですかね?
(7月22日、卯月十六夜から囲井鯀へ改名しました。
夏休みが終わり、まだ残暑の残る九月上旬。
私立笠木高等学校で事件が起きた。
この事件は生徒七人が死亡し、結局は犯人も見つからず有耶無耶のまま捜査は先延ばしされた。
『首刈り事件』。
生徒達はこの怪事件をこう呼ぶ。
死亡、もとい殺された生徒は全員、七人とも、一人残らず首から上が無くなっていた。そう、綺麗になくなっていたのだ。
しかし、首が刈られて無くなったのではない、という点は注意しておきたい。この事件についてよく検討するためには、この事実がとても大切で、重要な意味を持ってくるのだ。
死亡したのは七人。全員生徒である。また、この事件に関係してなのか、旧校舎が半壊している。
犯行は一日で行われ、午前五時三十分ごろから正午にかけて行われたものである。
以上が、この『首刈り事件』の大体の概要である。
これからこの事件について検討していこう。
言っておきますが、次回作への時間稼ぎみたいな感じですよ。
言うなれば、
『計画通り』
みたいな?
何か違う……。