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彩 《いろどり》  作者: たまの座布団y
若葉の君
8/36

花に恋した若葉

結香さんから、「今日は勿忘草を手伝ってくれる?」と言われ、私は朝から、西口から東口に向かい、勿忘草のある方まで歩いている。


久しぶりに伊奈さんに会う。

その事が分かっていれば、私は、少しオシャレしてきたのに。


…なんてね。


私はもう、悩むのは止めた。

もう、隠しきれないくらいに、私は伊奈さんが気になっている。

私は、伊奈さんが好き。


元彼の大和と別れてから、久しぶりの恋

私は久しぶりに、人を好きになれた事が、嬉しくなった。


もう一度、人を好きになって、甘酸っぱい恋がしたい。



その気持ちに目覚めたのは、昨日見たドラマのDVDのお陰

恋って良いな。と思えたことで、その時、私の頭に伊奈さんの笑顔が浮かんだ瞬間、私は気になってる事に気付いた。


そう、好きなんだと気付いた。

気付いてしまった…

久しぶりの恋。



今日は、その恋の相手に会う

恋してると気付いてから、初めて会う


なんだか、心が破裂しそう。




私の心が、騒ぎ出した時、その文字は私の目に映る

[花屋 勿忘草]


さっ、今日も頑張ろう

私が、その後姿に、声をかけようとした時だった、彼は私の知らない名前を口にした。


結里ゆいり


私は見たことの無い、その姿に、声をかける事を忘れ、その場に立ち尽くしてしまった…

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