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夢解 2  作者:
16/16

夢職

「・・淑さん!!芥川さん!」

 病院の前で、二人の帰りを待ちわびていたミウミの目に、ボロボロだが確かに歩いている淑と芥川が映った。

「遅くなっちゃったね、ミウミちゃん・・ただいま」

 芥川が微笑む。

「お帰りなさい・・芥川さん、群青さん意識取り戻しましたよ」

「本当!!」

 水を得た魚のように、芥川の目が輝いた。

「ちょっと俺、行ってくるわ!!」

 よろつきながらも進む芥川。

「おい、大丈夫かよ?!」

 淑がそう言うと、芥川は冷ややかな目で言った。

「お前に言われたくない!」

 それもそうか・・


「群青!」

「・・主」

 あまりのボロボロの姿に、声を失う群青。

「へへ・・仇、とってきたからな!」

「ご無事で、何よりです・・」

 群青の目に溜まった涙に、芥川は顔を赤らめる。

「烏は、淑が倒してくれた・・でも、俺だって烏の部下を倒したんだぜ?!お前をこんな目に遭わせた奴をさ・・」

 群青が、深々と頭を下げた。

「な、何だよ?!」

「・・私は、幸せ者です。主のような方の、パートナーになれて・・」

 恥ずかしさを隠すために、芥川は大げさに咳払いした。

「ま、結局淑に助けられたんだけどさ・・」

 やっぱり、アイツは強い。自分は、まだまだだ・・

「群青、俺、続けるからさ・・この仕事。もっと酷い目に遭うかもしんねぇけど、続けるから」

 群青の優しい瞳が、決意に満ちた芥川を見つめる。

「どこまでも、お供します。頼りないパートナーですが・・」

 二人が笑った。

 そんな二人を見て、廊下にいた淑とミウミも笑った。


 また、依頼に追われる日々が始まる。戦いもあるだろう・・それでも、彼らは進むことををやめない。

 それが、夢職という仕事を選んだ、彼らの進むべき道だから・・。


 

 

こんな形で終わらせてしまったこと、深くお詫びします。。書くにつれて、話がまとまらず・・ついに終わらせてしまいました。。


ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、深く感謝します。。本当にありがとうございます。


今度は別の話を書こうかなと思っております。

また、目を通してくださったら幸いです。。

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