上手くいくには
入学式の翌日は、授業があったが、オリエンテーションと担当する教諭に自己紹介をすることが主だった。
教諭から配られた紙に、自身の名前と趣味や特技、好きな教科、嫌いな教科などを書いて終わりだった。
私に話しかけてくれる優しいクラスメイトは今のところ居ない。
昼休憩になるともう出来上がったグループは机を繋げてランチを楽しんでいた。
「汐那さん、一緒に食べない?」
私を誘ってきたのは商井瑞季だった。彼女の隣にもう一人、浅井菜奈が立っていた。
「うん、一緒に食べたい」
グループに入れなかった3人でランチを摂った。
ぎこちない会話を続ける私たちだった。
視界の端にはグループに属せなかった二人の女子が寂しくランチを摂っていた。
商井が誘ってくれなければ、あの二人と一緒になっていた。
ひとまず安堵した。
昼休憩が終わり、各自自身の席につく。
午後の授業もオリエンテーションと自己紹介が続いた。
午後の授業が終わり、帰りのSHRになり、担任からの話が終わり、放課後になった。
「汐那さん、ゲームセンターに行きませんか?」
商井に誘われ、一緒に行くことになった。
私と商井、浅井の3人でゲームセンターに赴いた。
UFOキャッチャーやシューティングゲームをやって、最後にプリクラを撮って、洋菓子店でケーキを食べて帰った。
まずまずな結果だろうと思った。
帰宅して、夕飯を食べ、風呂に入り、ベッドで就寝した。




