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【週刊】目が覚めるとそこは…異世界だった!【第6章、連載中。長編にも拘わらず読んでくれてありがとう】】  作者: 鷹茄子おうぎ
第1章 魔剣の使い手

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3人の魔法戦士と3人のメイド

訳あって両親と離れてこの邸宅で暮らしているユリーシャの下には、俺以外に正規の魔法戦士、いわゆる武官が3人いる。


カレン・グランシェール、ティアリス・バルザロサ、リアルナ・ラベルフィーユの3人である。


カレンとユリーシャは幼なじみのようだ。年は3つしか離れていないので、ユリーシャにとってはお姉ちゃんみたいなものなんだろう。しかし、勉強はユリーシャのほうができたので、一時期カレンの家庭教師をユリーシャが勤めていたそうだ…。


花紫色のロングヘアで前髪ぱっつんなカレンは、ユリーシャとはタイプの違う美しさの持ち主だ。男勝りな性格は、レガルディア最強の魔法戦士と謳われる父のウラ・グランシェールの影響だろう。サバサバ系で綺麗なので当然彼氏はいるが、年下の女の子のファンも多いらしい…。まあ…分からんではない。


ティアリスは茜色の髪をツインテールにまとめている可愛い女の子だ。3人の中では最も背が低い。自称150㎝。だが、魔剣の計測によると148㎝…その気持ちはよく分かる。カレンとは10㎝以上も差があるんだよな。それでいて年はカレンよりも1つ上だ。


子供のようなキテレツな話し方をする女の子なので、年上にはまったく感じない。それから…驚くべきことに、と言うのは失礼だが…婚約者がいる。もっとも「ティアリスはまだ遊びたいのでし!」と言っているので、結婚はまだ先の話のようだが。


リアルナさんはこの3人の中で最年長の33歳、ボブカットが似合う大人の女性である。当然、結婚しているし子供もいる。


年の功というヤツなのかもしれないが、カレンやティアリスと比べると色っぽい女性だ。出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる…目のやり場に困ってしまう体つきです。


男勝りなカレン、キテレツなティアリス、どことなく妖しげな魅力を持つリアルナさん。俺の先輩方は三者三様でクセのある…いやいや、個性的な方々のようだ。


だが、実力は確かで、剣術のトレーニングの時には適切なアドバイスをしてくれる。ありがたいことです。


この3人が2交替でユリーシャの警護をしている。1人は必ず非番になるので、残りの2人で半日ずつを受け持つことになる。8時から20時までの昼勤と20時から8時までの夜勤ね。ちなみに夜勤は暇らしい。なので、この時間の担当者は寝ていることが多いそうだ…。


随分と緩いよな。そこも気になるが、警護はたったの3人で大丈夫なんだろうか?心配ではあるものの、これがこの世界の常識なのかもしれない。まあ、良しとしよう。


もちろん、3人の魔法戦士の仕事はあくまでもユリーシャの身辺警護だ。身の回りのお世話は3人のメイドさんがしている。


シルフィア・レオノーラ、ミリッサ・リーアス、リシア・シェトルーフの3人である。


3人ともユリーシャと同年齢の17歳で、メイド学校を優秀な成績で卒業したらしい。とは言え、お勤めはこのユリーシャ邸が初めてだ。3人とも可愛い女の子で、彼氏募集中なんだそうな。きっといい人が見つかるさ。


やはり1人が必ず非番になり、残りの2人でユリーシャの身の回りのお世話等をしているそうだ。みんな働き者です。

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