片岡宅へ
微妙なカレーを食べきった。
香奈は杙凪さんに料理を教えてもらうために、食材を買いに行っている。
「あ、あの杙凪さんすみません……」
「いえいえ大丈夫ですよ!」
「……すみません」
しかし母さんに教えてもらってあのレベルか……
杙凪さんのレベルがわからないけど何とかなるのかな……
「……使いもんになんないし(ボソッ)」
oh……
□□□
身震いするような恐ろしい事を聞いてしまってすぐに香奈が帰ってきた。
なので今は、杙凪さんと香奈で料理教室をしている。
僕達三人は気が散るとかなんとかで言われて、追い出された。
僕の部屋なのに……あっ、ロックまでされた。
解せぬ……
「……どうします?」
片岡さんが気まずい顔で聞いてきた。
コミュ力が高い二人が居ないので静まり返る。
「……あーちゃんの荷物ダンボールから出すの手伝う?」
音夢さん……自然に僕だけボッチになる提案をしないで下さい。
「いや、それはありがたいが美月さんが……」
ほら片岡さんも気にして、また気まずい顔してるよ?
「美月も手伝えばいい」
音夢?僕がそんな事手伝える程の肝っ玉を持っているとでも?
それに普通に片岡さんも嫌でしょ
「えぇ……それはちょっと……」
ほら、片岡さんやっぱり嫌がってるじゃん。
「あ、大丈夫ですよ。僕ここで待ってます。」
まぁ……スマホでもいじって時間潰してようか。
「うーん……わかりました。一人にするのも危ないですし、お手伝いして頂いて大丈夫ですか?」
えぇ……
□□□
片岡さんの部屋に移動してきた。さっき引越してきたので、ダンボールが積まれて置かれているだけだ。
「美月さん、くどいようですが私がお願いしたダンボールのみ開けて下さい!」
「は、はい。大丈夫です!」
もう三回程説明されている。余程見られちゃいけない物でもあるのだろうか?
「では美月さん。このダンボールは食器類なのでお願いします」
「わかりました!」
綺麗な彩色が入っている食器が沢山入っているダンボールを任された。
なんか高そうだ、扱うのが少し怖い……やっぱり女子力高いんだよな……
「音夢はこのパソコンの組み立てを頼む」
「わかった」
うわ〜……めっちゃ本格的なパソコンだ。
もしかして自作かな?スゴい……
「それじゃあよろしくお願いします!」
この話はめっちゃ疲れてる時に書いたのであまり面白い自信がないです……
次話は頑張ります!
ちなみに唇の乾燥で切った傷は治ったのですが、今度は爪が割れました。
それだけです。




