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極度の人見知りが男女比1:20の世界に転生した  作者: ウルセ
平穏な学校生活を願います
33/78

閑話〜寝室の音夢〜

最初は彼は何を言っているのだろうと思ってしまった。


しかし''間接キス''とはどうゆう意味だったのか考えてみると、彼の言う事は正しい事を理解した。


私はその瞬間、自分顔がどんどん熱くなっていくのを感じる。


それと同時に私の目頭も熱くなっていく。彼に対して申し訳ない気持ち。


彼は私の事を信頼してくれていたのに……私の頭は最悪の未来の想像を幾度も循環する。


「僕は音夢が初間接キスの相手でよかった!」


想像通りの言葉が投げかけられるのが怖くて、目を瞑り身構えたけど、彼から言われたのは予想外の言葉。


想像通りにならなくて良かったという安堵と、その言葉の意味が分からず私は混乱した。


そんな私の様子を見て何を思ったのか知らないが、彼は言った。


「音夢と間接キスができて幸せ!」


その言葉の意味を意外にもすんなり理解できた。


けどそれと同時に羞恥に襲われ私は安息の地へ逃げ込んだ。


そして


「も、もう今日は帰って!」


と言ってしまった。


□□□


「ど、どうしよう」


逃げ込むのも最低だし、最後にあんな言葉を投げ掛けてしまうなんて……


次に何て謝ればいいんだろう。


少し湿った枕に顔をうずくめながら必死に考える。


そういえば私の唇と彼の唇が実質繋がったのかな?


……私のこの唇と?


自分の手を唇に持っていき少し触れてみる。感触は別に変わらない。


匂いは少し甘い匂いがする。……これが彼の唇の匂いなのかな?


いや、いや違う!何て言って謝るか考えてるのに、こんな煩悩に振り回されちゃダメ!


私は煩悩を振り払うために頭を何度も枕に打ち付ける。


しかし一度引っ付いた煩悩は中々離れてくれない。


何度も何度も頭の中で彼の唇の感触を想像してしまう。


さっきからこんな事ばっかり。もう枕に頭を打ち付けた回数は百は超えているじゃない?


……彼の唇はどんな感触をしてるのかな?


間接キスじゃなくて本当の''キス''はどんな味がして、どんな匂いがするの?


「うぅ……」


本格的にそんな事を考えてしまったら、ほら。


彼とキスしている画を想像しちゃった。


こんな事考えてる場合じゃないって……そもそも何かの間違いで、間接キスしちゃったのに期待しちゃダメだよ。


……けど


けど、もう一度何かの間違いが起きて''キス''……してみたいな。


そんな奇跡、起きてくれないかな?


期待しちゃうな……


もう本当に…短くてすみません…


読んで下さりありがとうございます


感想をお待ちしてます!


あ、あと前話の関接キスの接が節と間違ってました修正しました。


誤字報告下さった方ありがとうございます!

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