呼び捨て
すごく短いです…すみません…
ふぇ?って言う人初めて見た。
「ねぇ」
音夢さんが上体を起こしこちらを見ている。
「私も信頼してくれる?」
そんなこと言われてノーと言えるだろうか?少なくとも僕は無理だ。言うつもりもないし、そこまで回復していない。
「え、あー、まぁ。」
「本当?じゃあ私も呼び捨てして良い?」
「え?あぁ、それはまぁ。いいですよ。」
「…いいの?ありがとう。」
音夢さんは驚いた様子を見せた後、柔らかい笑みを見せる。
優奈さんが音夢さんに執心するのもわからなくもない。柔らかな笑みを見せた音夢さんには人を惹き付ける魅力がある。
「それで、美月にいつまで引っ付いているの、夏?」
いきなり呼び捨てで呼んでくれた。…家族以外に呼び捨てで呼ばれるのは久しぶりだから少し嬉しいな。
「あ、ご、ごめんね!美月!」
夏さんはバッと僕から離れた。夏さんも呼び捨てで呼んでくれた。
「あ、あの〜」
そこで優奈さんから声が掛けられた。
「わ、私も呼び捨てしていい?」
「え?」
「あ、やっぱりダメ?そ、そうよね…酷いことしたものね…」
「い、いや、別にいいですけど…」
「え?」
優奈さんはキョトンとした顔をした。いや別に好きに呼んでくれていいんだけど。
「ほ、本当!?酷いこと言ったのに?」
確かに怖かったけどそんなに酷いことを言われ記憶はない。
「べ、別に大丈夫ですよ?」
「よかったわ。ありがとうね!あ、そしたら私達のことも呼び捨てで呼んでくれる?」
優奈さんはホッと一息ついた後になかなかハードルの高い事を言い出した。
「それはいい。ナイス提案、優奈」
音夢さんは優奈さんに賛同する。横で夏さんも首を縦に激しく振っている。
僕達以外のクラスメイトも僕の反応を固唾を飲んで見守っていた。
これ、拒否権無いやつじゃない?
「わ、わかりました。頑張ります…」
さすがに呼び捨てでいいよと言われてすぐに呼び捨て出来るような人間ではない。
ただ、僕の一声を皮切りにクラスメイトが声を上げた。
あ〜はははははは!
ぜーんぶ消えた!二日かけて執筆したのにいきなり消えた!
…というわけで執筆途中で消えました。なので急遽、ある程度を書き直しました。残りは本日中に、投稿する予定です…
読んで下さりありがとうございます…




