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極度の人見知りが男女比1:20の世界に転生した  作者: ウルセ
高校はとても怖い場所
17/78

班の人と自己紹介

めっちゃ短いです。

窓側最後尾の席に座る。先程、新たに更新された黒歴史が何度も頭を駆け巡る。その現実から逃げるために机に突っ伏した。


片岡さんは何も言わずに僕の席の後ろに立った。


僕は机に突っ伏しながら先生の説明を聞いていた。授業や宿題、部活等の説明をしている。ただ聞いた感じ別に前の世界の高校と遜色ない。


ただ、後ろに立っている片岡さんがものすごい気になる。なんというか威圧感を感じた。やっぱり後ろに立つのはやめてもらおうかな。それに立ちっぱなしってのも申し訳ないし。


「あの片岡さん、できれば座って貰って良いですか?」


「いえ、すぐに動けるようにしておかないといけないのでお構いなく」


「あ、はい」


気圧されて、つい了解してしまった。いや、『気になるので』とか言いたいけど…


「いや、やっぱり「お構いなく」はい、すみません…」


無理です。


□□□


「では、とりあえず班の人と自己紹介しましょうか〜。えーと机をくっつけて下さい〜。五分間です〜」


また自己紹介するの?結構トラウマなんだけど……


皆無言で机をくっつける。まぁ最初はこんなもんだよな……


「はい〜じゃあ、皆さん始めてください〜」


四人構成の班でだいたい最初は微妙な雰囲気で牽制しあう。けど、僕の所属班は違ったようだ。


「じゃあ、まず僕から言うね!」


僕の斜め前の小さな娘が言った。…ボクっ娘!?すごい珍しいな!ていうか、始めて会ったんじゃないかな!


「…その珍獣を見るような目をされるのは久しぶりだよ。まぁ慣れたけど。とりあえず自己紹介をしようか!僕は小林 夏って言うんだ!よろしくね!」


夏さんはニッコリと笑いながら言った。彼女は多分あれだ。クラスのマスコット的な位置付けになると思う。ちなみに髪はテンプレのショートだ。


「黒川 優奈よ。よろしくね」


メガネをかけた僕の前の席に座っているポニテ娘が言った。クールな印象持った委員長タイプの人だな。


伊田(いだ) 音夢(ねむ)。よろしく。」


肌が真っ白の身長の高い娘だ。眠そうにしている。髪も寝坊しかけたのか、少し残った寝癖が目立つ。めんどくさがり屋な感じがする。


「あと、僕達は小学校からの友達なんだ!」


え…ヤバい、輪に入っていける気がしない。もうボッチの道を歩み始めたのか?


「あ、僕は中野 美月です。よろしくお願いします。」












すみません…寝落ちしました。とりあえず寝る前までに完了していた分を投稿します。できるだけ早くに投稿できるように頑張ります。


読んで下さりありがとうございます!

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