表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第1章 異世界転生
9/56

09. その後・・

 

 屋敷の者を探していたエドリフは信じられない現象を目にした。


「なんだ・・・?今のは・・。」


 驚いているのは、伝説級の炎の塊が目の前に現れ、庭を包み込んでいたからだ。

 しかも、そこには人の気配がしない・・。


「・・・一体、何が起こった・・・。」


 伝説級の魔法を操れる魔術師なら、姿ぐらい隠せてもおかしくはないと考えたが、それにしてもこれほどの火属性魔法を操れる者は見たことがない。


 大抵、火に適正を持つ魔術師は傲慢な性格を持つものが多いと聞いている。その性格が故に、魔法の腕を磨こうとするものは非常に少なく、伝説級までたどり着くことは難しい。



 そうして、ぼーっと眺めていると・・。





 シュウウウウ〜! ファサァアアア〜〜〜!!



「なっ!!」




 今まで伝説級の火属性魔法によって荒れ果てていた庭が、みるみるうちにもと通りに。

 いや、さらに美しくなっていった。


「大地をこの範囲で満たす魔法など・・・・。」




 アウグス邸の庭は、500エーカーほどあり、この広大な土地に魔力を行き渡らせる魔法は、伝説級の上の神威(しんい)級の魔法に値する。

 伝説級を使い、神威級を使うなど、神の身技としか理解できない。




 思索に(ふけ)るうちに結局彼は、その場に()()()も立ち尽くすことになってしまった・・。



 ほんとごめんて笑



 〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜


「オリバーーー!!」

「オリーーー!!」

「オリバー様ぁーーー!!」



 アミラとジェフとメアリーが倉庫室の中を探し回っている。


 倉庫室の中には、日頃食べるための食糧はもちろんのこと、保存がきく干し肉やお酒、あとは日常では使わない物などがしまってある。


「ここ以外の部屋は全部、隅まで探したんだけどなぁ・・。」

「そうよね、まさかあの轟音が鳴ってた、お外にはいるはずはないでしょうし・・・。」



 息子のジェフェリーを見つけた時安心したのか、すでにアミラの目は治っている。




「おかぁしゃま!」



「「「オリ! オリバー!! オリバー様!!」」」 

 三人が同時に振り向き、オリバーを見つけた安心感からか全員笑顔が溢れていた。



 気配察知で三人の居場所を確認していたオリバーは、庭をもと通りにした後みんなのもとへ向かっていた。


 ちなみに、高らかに笑っていた侵入者は俺の魔法によって気絶していたので、同じく包帯でぐるぐる巻いて、地下牢にぶち込んできた。



「よかったわ!無事で!」

「本当に良かった!」


 そうしてアミラに抱きしめられていると・・。




 コンコンっ




「失礼します!!

 捕縛されていた侵入者を地下牢に移動が終わりましたので、ご報告に参りました!」


 戦闘用の鎧を見に(まと)った警備の一人がやってきた。




「ご苦労様です。

 早速、街の衛兵を呼んで彼等を神名(しんめい)裁判にかけましょう。」


「はっ!承知しました!」


 命令を受けた警備人は、さっと何処かへ向かった。




「それにしても・・30名近くもこの屋敷に捕縛された状態で気絶していたなんて一体誰がやったんでしょうか・・・?」

「絶対に僕じゃないからね!」

「一瞬魔法が得意なジェフェリー様かなと思いましたが、やはり違いましたか・・・。」




 ・・・。




 みんなの視線が一点に集まった。


「「「 いやいやいやいや! ないない! 」」」


「さすがに英雄の血を受け継がれていらっしゃるご子息でも、2歳では無理ですよ!笑」

「本当にそうよね!オリバーはまだまだ私の守るべき息子ですもの。」

「・・・本当にオリじゃないよね・・・?」




 視線が辛い・・・。


「ぼっ。ぼくぃじゃぁないよぉ?⤴︎」


 なぜか声が裏返ってしまった。




 ・・・これが緊張という感情なんだな・・・。 こわいっ笑


今回はできるだけ情報を密に書いてみました!

ちょっと今まで薄かったかなぁと思ったので・・・。


ちなみに今作中に出てくる『エーカー』は、およそ 4047 平方メートルです!

詳しくはこちらで!

↓↓↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/エーカー


今回のストーリーがどうだったかや、こうしたほうがいいかも!って感想があればよろしくお願いします!

あと、評価の方もお待ちしております!!


https://twitter.com/GIN31989175

↑↑↑

ツイッターページです!


アカウントは『@GIN31989175』ですので検索の方でもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ