表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第4章 レイブンの森
56/56

50. エルフの工房

 


 俺と始聖、それから突然俺に突っ込んできたエルフの姫様のカーラと、ショッピングを楽しんでいる。


 俺達はもうすでに、アジトの件なんか何処へやらというご様子だ。


 俺が普段、お父様に「緊張感がまるで無いよな…お前は…」と良く言われるのも、ごもっともだなと思う。



「オリバー!お主はどこに行きたいのじゃ?」

「うーん、そうですね。衛兵さんが持っていたエストック型の剣が気になるので、エルフの工房に行きたいです!」

「剣か…お主も男の子なんじゃの…笑」

「殺されかけた武器に興味をもつなんて、オリバーくんはのんきだね…笑」

「二人とも、なんでそんなに呆れたような顔をしてるんですか!笑」



 いいじゃないか!かっこいい剣だったんだもん!


 下町の商店街には、エルフ特有の穏やかな服が並んでいたり、木の実やハーブが色鮮やかに並んだりしていた。


 しばらく道なりに歩きながら、あれやこれやと商店を見てまわって楽しんだ所で、目的の場所へたどり着いた。



「オリバー!ここがレイブンで一番の武具工房の『30.1サーティーポイントワン』という所なのじゃ!」

「『30.1サーティーポイントワン』…随分と工房らしく無い名前ですね…笑」

「うむ…それには同意じゃが、腕は確かと聞いたことがあるのじゃ」

「姫様がそう言うのなら、間違いないか!早速入ってみよー!」



 木々の隙間から漏れ入る陽の光に照らされながら、『30.1サーティーポイントワン』というエルフの姫オススメの工房に足を踏み込んだ御一行であった。




 **********




 内装は工房らしからぬ、おしゃれなレンガ作りで、洗練された武器や防具が綺麗に並んでいた。


 大抵こう言った工房は、薄暗く、武器や防具は乱雑に置かれているイメージだったので、オリバーは素直に感心した。



「すごい!あれもこれも、途轍もないオーラを放ってますね!」

「そうじゃろ、そうじゃろ。ここの品はどれも一級品だと聞いておるのじゃ!」

「…あ!これすごい!」



 オリバーはケースに入っている、一太刀の剣に目を惹かれた。


 地球では16世紀あたりに傭兵が持っていた、ツヴァイヘンダーという大剣に似ている。


 大柄な男がよくこれを振り回していたのだが、あまり敵に当たる事はなく、見ていて微笑ましかったのを思い出して、オリバーはふっと笑った。



「これ、特殊付与(エンチャント)がつけられてますね!しかも()()()()も感じます!」

「ほう…。人族の割にはよく気がついたな…」

「…あ、こんにちは…!」



 奥から大男が、怪訝そうな顔とニヤケ顔を合わせたような顔でこちらを見ていた。


 多分この人がこの剣を打った、店主なのだろう。



「この剣、す…すごいですね…!」

「…それはそうだろう、師匠が打った伝説の剣なんだからな」

「師匠…?」

「…ああ、ここを見てみろ。これが師匠の印だ」



 そういうと、店主はケースから大剣を取り出し、柄の先の部分をオリバーへ見せた。


 そこには確かに印が刻まれており、()()形がはっきりと書かれていた。



「…俺はな、師匠のこの剣を目指して修行をしてきた」

「…」

「…そして、師匠に認められ、師匠の元から離れる時、選別にこの剣を受け取ったのだ」

「…なるほど、だから店主さんは、この剣を大事に飾って、修行した日々を忘れないようにしているんですね!」

「…そうだな」



 店主はキリッとした表情を浮かべた。


 確かに、この店にある剣は鋭く繊細で、長い年月をかけ丁寧に磨いてきた技術の温床だった。


 再び感心したオリバーは、始聖と姫を置き去りにして、店主と剣の知識を語り合った。



「なるほど!エルフは風属性の魔法が優れている人が多いから、本来刺す用のエストック型でも、魔力伝導率を上げて、切断できるんですね!」

「…ああ、そうだ!魔法の属性ごとに伝導率を変える必要があるんだが、その中でも特に風属性は調整が難しいんだ!」

「確かに、風属性は、風の維持を制御しなきゃいけないし、難しそうですね…」

「…お前、よく分かってるじゃあねえか!そうなんだよそこなんだよ」

「…ん!じゃあこうすれば…」



 オリバーと店主のマニアックな会話は続いた。



 その頃、一方。



「男の子は、なぜああなのじゃ…」

「僕も男の子なんだけどね…。だけど、あそこまでじゃないよ…」

「始聖のおじちゃんは、おじちゃんだからかの?」

「…おじちゃん…」



 残された、始聖と姫も"たわいの無い"話をしていた。


 その時、『ドン!ドン!…』というこれとない強いノックとともに、昨日まで始聖とオリバーと一緒に話をしていた衛兵が駆け込んできた。


 衛兵の目が、激しく踊る獅子舞のように、揺れている姿を見て、一同ただ事ではないことを理解する。



「…ハアハア…始聖さま!大変です!!」

「ん?どうかしたのか?」

「きょ…巨人が…」



 駆けて来た衛兵の焦った姿に一同が注目する。


 そして、辛辣な顔をしている衛兵は、声のボリュームを上げ、こう…言った。






()()が、奇襲して来ました!!!」








遅くなって大変申し訳ありません!!!!!

頑張ります!!!!


七夕ですね!!!!!!!



面白いと思った方はブックマークや評価、感想などもお待ちしております!

それがわたくし、G/I/Nの楽しみであり、投稿スピードも上がりますので、どうかよろしくお願いいたします!!


https://twitter.com/GIN31989175

↑↑↑

ツイッターページです!


アカウントは『@GIN31989175』ですので検索の方でもよろしくお願いします!

『創造神の異世界転生』と検索していただいても大丈夫です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ