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創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第4章 レイブンの森
53/56

47. 始聖

 

 暗くなりゆくレイブンの森の中で、ポツポツと橙色の灯りが姿を現し、エルフの人達が家の中で生活を続けている様子が、いつになく美しいと。


 そう感じた。


 よく目を凝らせてみると、ワイワイと賑やかな場所もあったり、はたまた無音の所もあったり。


 様々な種類の色が、色鮮やかに目の中に映った。


「コンコンっ…」

「どうした」

「ギギィ…。始聖さま、夜分遅くに申し訳ありません…。会わせたい者が居まして…」

「え?始聖さま…?」



 始祖さまじゃなくて?どういうこと?


 ところで話は変わるが、レイブンの森は”刻聖樹”を中心として、ただただ広い円の型をしている。


 オリビア王国とフランディア神聖国と接している半円は、エルフ達が日々生活をしている区域だ。


 そして、現在俺がこの人と会っているこの場所は、反対側の半円の部分で、小高い山になっていて、周りがよく見えるような所だ。



「ほう…。その可愛らしい坊やのことかい?」


 始聖と呼ばれている()()が、俺を見てニンマリとした顔を向けた。


 彼ともどこかで会った様な気がした。


 その答えはすぐに理解できた、薄い黄色、鳥の子色と言ったっけ?。兎に角とても綺麗な金髪、それに…。



()()()()()()…」


 始聖と呼ばれている美青年が、少し驚いたように見えた。


 見開かれた目を再び観察してみたが、やはりエリアと同じ綺麗な瞳を持っているなぁ、とオリバーは感じていた。


 紺青眼(こんじょうがん)と言ったっけ?とても珍しい眼だったような気がする。



「坊や何か言ったかい?」

「あっ、いえ。綺麗な眼をお持ちだなぁと思いまして」

「そうかい、ありがとう」


 にこりとした笑みもなおのこと美しい。


 世界中の美少年を集めて、大会を行ったら満場一致で彼にグランプリが与えられるだろう。



「それで、何か用事があったのではないか?」

「はい、実は始祖さまにお話をお伺いしたかったのですが…。例の場所ですか…?」

「そうだね、例の場所にいるよ…。まだ、傷が完治していないからね…」

「そうですか…」


 俺をここへ連れてきた衛兵は、困った様子を浮かべ、俺にどうするかという目を向けてきた。



「坊や。僕が答えられる事なら、なんでも聞いてごらん」

「いいんですか?…」

「子供に遠慮は似合わないよ。そこに座って!」


 そういうと、木製の妖精の羽らしき装飾が施された、素晴らしい一品を指差してきた。


 俺がこんな綺麗な椅子に座って壊してしまったら…。なんてことを考え、モジモジしている姿を見て、始聖は強引に俺をその綺麗な椅子へ座らせた。


葉湯(ようとう)でいいかい?」と俺に聞くと、ハーブ茶らしき物を、これまた綺麗なカップに注がれた状態で手渡された。



「ほら…。それで、何が知りたいのさ」

「実は…」



 俺は”闇堕ちの呪い”に関する、”髑髏の蛆”の件も含め、事細かに始聖にあった事を説明をした。


 始聖は俺の話を淡々と聞いてくれ、所々説明を求められるところもあったが、話を最後まで一通り話し終えた。



「なるほど…。それでここへ来たんだね。

 確かに、この件に関しては僕じゃ頼りないかもしれない…」

「何か特別な理由があるのですか?」


 聖王は”闇堕ちの呪い”の話をした時、必死に何かを隠そうとしていた。



「僕が知る限りでは、今の聖王のお母さんの妹さん。

 つまり彼のおばさんが、”闇堕ちの呪い”にかかってしまったことぐらいかな…」

「…なるほど、だから彼は”我々も試したが”、と言ったんですね?」

「そうだろうね、そしてこの解呪に携わったのが、始祖さま、つまり僕のお母さんの方になるんだ」


 そう言うことか、だからこの衛兵は始祖さまに、話を聞こうとしたわけだな。


「あの…、話は変わるんですが、『始祖』と『始聖』って何が違うんですか?」

「そうだねーうーんと、まず『始聖』つまり、僕はこのエルフの里の、一番初めの聖王っていう意味さ!

 君らのオリビア王国の、初代国王と同じ意味かな!」

「え?!、でも…」

「うんうんっ。分かるよ〜その反応!その顔を見るのが、僕は好きなんだぁ〜」

「俺も初めて始聖さまと会った時はそんな反応してたな笑」



 衛兵さんも俺と同じ反応をしたのか!そりゃそうだ、余りにも若すぎる!


 長寿で知られているエルフ族で、そのエルフの中でも最初の聖王と言うことは、何千年と月日が経っているはずだ!


 なのに、見た目が20歳(はたち)ぐらいにしか見えない…。



『解析』!!



「おっ!坊やは、解析持ちなのか!」

「え、あっはい…」

「それでどうだった!!」



 始聖は食い気味に俺に聞いてきた。身を乗り出して。


 そんなに気になる事か?ステータスボードがあれば、解析を持っていなくても自分で見れるはずだ。


「それなんですが…”#$%”みたいな文字列が並んでて、うまく読めませんでした…」



 彼は明らかに落胆したのがわかった。


「あの…すみません…」

「いや、いいんだ…。

 実は、誰も僕のステータスを見た人は居ないんだ。この僕でさえね…。

 ”闇堕ちの呪い”を解呪できたと言う、君なら見れると思ったんだけどね…」


 そう言うと、少しばかりその場に沈黙が漂った。







細かい設定を見返すのが、大変になってきたこの辺り…。


色々、変わってしまった可能性もあるので、見つけた方はご指摘いただけると嬉しいです…。


また、面白いと思った方はブックマークや評価、感想などもお待ちしております!

それがわたくし、G/I/Nの楽しみであり、投稿スピードも上がりますので、どうかよろしくお願いいたします!!


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