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創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第3章 仲間とともに
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35. 宴会

 

 ガヤガヤと騒いでいる。この場所にとっては異常とも言える賑やかさだ。


 ある者は大量の食事を作り、ある者は村の飾り付けをしている。


 こんなに人が居たのかと思わせる色鮮やかさ。それは、ここぞとばかりに着込んだ主婦の洋服であったり、村で取れた様々な種類の木の実や草花であったり。


 自分と同じくらいの子供たちは、飾り付けを手伝う子もいれば、走り回って駆けっこをする子と性格が一目でわかる。


 俺はと言うと、持ってきたお土産、ブラックベアの解体をじっと眺めていた。


 村の守り人で、狩人の職業を持っているブギンズが、せっせと解体を進めていた。


 まずは、5、6mは越すだろう魔物の、大きな毛皮を剥ぎ取る。


 次に、メインの肉を部位によって大胆に分けていく。


 そして遂には骨だけになってしまった。



「それにしてもどうやったら、こんなに綺麗に血抜きできるんだ。

 俺でさえ少し残るから、水で流しながらやるってんのに...」

「...んー。誰かが魔法で血抜きしてたって言ってた気がするよ。」

「んなわけ無いだろ。そんな魔法存在してたら、大革命だっての。」

「...そ、そうなんだ...。」


 あれれ、ポスカトリ言ってること違くない?笑


 そんなこと頭の中で思っていると、ゆらゆらと例の薄い、黄金色をした大きな羽が頭に覆いかぶさった。


 頭に乗っかっているものを取り去り、例のごとく裏を見てみると...。



( テヘペロ。笑 (><”) )


 いやいやいや、テヘペロじゃなくてさ!!!笑


 そういうのは、早く言ってくれないと困るよ!!



「おい、坊主。この魔石ももらっていいのか?」

「ん?魔石?」


 この星の能天気な創造神の軽いギャグ的なノリを、どうしてやろうかと考えていた時に、ちょうど話しかけられた。


 よく覗いてみると、胸あたりの骨の半分辺りの所に、拳大の黒紅色をした魔石があった。



「へえ、すっごい大きいね!」

「俺もこんだけ大きいのは、初顔合わせだな。ほんとデケェよ」

「ブギンズさん、それも含めてお土産だから、みんなで話し合って何かに使ってよ!」

「いいのか、ほんとに」

「うん!独り占めしちゃダメだからね!笑」

「しねーよ!笑」


 そんな会話をしている間に、メインのブラックベアの肉は、主婦たちが台所に持ち去って行ったのであった。




 **********





「えー、それでは、準備が出来たところで、村長のワシが乾杯の音頭をとらせて貰うのじゃ。」



 俺は、村の名物であるベリージュースを片手に、まだかまだかとそわそわしている。


 周りを眺めてみると、大人のほとんどが特産のワインを持っている。メインが肉ということで、赤ワインを持っている人が多い。



「みんな、ええかの。」


 遂に、宴会が始まる。


「じゃあ、グラスを高々とあげて!乾杯なのじゃ!!」


『かんぱーーーい!!』



 村民が皆大声をあげて、その場が動いたような感覚に陥った。



 しばらくの間、それぞれが、それぞれの楽しみ方で楽しんでいた。



「そういえば、坊主。()()()()()()()()()、っつてたが明日からどこ行くつもりなんだ?」

「えっと、今遠出している仲間と一緒に、トゥルンへ向かおうかなって。」


 まあ、実際にはもっとややこしいけどね。



「あの街か...」

「どうかした?」

「あそこはやめとけ、獣臭くて敵わん。」



 獣臭い??


 ああ...この世界でも、人種差別が横行しているのか...。


 地球でも横行してたな、KKKとかあれはやばかったな。


 人種差別は神からしてみれば、哀れでしかなかった。



 アルファベットに例えよう、人族をa、獣人族をb、とする。


 そしたら、人種差別はというと、


 a(人族)「よう!b!お前は無能だな!」

 b(獣人族)「なんだよa。」

 a(人族)「だって、bって俺様aより全然使われないじゃ無いか!」

 b(獣人族)「だからなんだ。なんなんだよお前は。」

 a(人族)「俺様は一人でも十分力を持ってるんだぜ?"like a"みたいにな!」

 a(人族)「それに比べてお前はどうなんだ?b、お前なんて消えて無くなっても変わんねーよ!」


 こういうのと同じである。


 他人を理解することが出来ない、哀れな者がすることである。



 神であった時は、ちょうど創造のブレークタイム、使えない期間中であったために、人種差別が根源の戦争が起こっている間何も出来ず、悔しい思いをしていたことを覚えている。


 人種の壁を取り払おうとした、シク教徒を迫害された時には、何も出来ない自分に怒りが湧いた。それがたとえ自分を崇めていなくとも。



「...ブギンズさん、ダメだよそれは。」

「あ?何がだよ」

(......トントン。)

「...!?」



 あまりに声が大きかったのか、みんなこっちを見ている。そして、村長が優しく俺の肩を叩いてきた。


「ちょっとこっちにおいで。」と言われ、「俺なんか間違った事言ったかな?」と感じていた。


 村長に連れられお茶の間に入った、俺はブギンズの過去について、悲しい話をされた。


 その話を聞いた俺は、なんとも言えない気持ちになったのであった。






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